プリンキピアを読む。ニュートン別冊のことなど
2009-06-04


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
科学雑誌「ニュートン」2009年7月号は、ニュートン力学大特集
の続き。
 そこで
--- ここから ---
この大特集は、イラスト発注するだけで大変だなあなどと変なところまで気を
回したりして。^^;
--- ここまで ---
などと書いたが、編集後記のページにあるクレジットをよく見ると(老眼でこ
んな小さな字は老眼鏡がないと読めないが)、ほとんどのイラストは、デザイ
ン部の人たちが描いているのね。ということは、社員なんだ。初めて知った。
 創刊号から、ヴィジュアルなイラストレーションでわかりやすくする方針だ
ったのは知っていたが(なにしろ創刊編集長の竹内均先生のことは、小松左京
「日本沈没」関連で知っていたし、テレビでの科学解説でもよく知っていたか
ら、創刊のころはよく買っていた)、デザイン部があり、社員イラストレータ
がいるとは知らなかった。気合いの入り方が違いますね。
 私が浅はかでした。恐れ入りました。

 さて、本題。
 前記のニュートン力学大特集の監修をした和田純夫氏の本、それもニュート
ン力学の原典であるプリンキピアの解説書が、ブルーバックスから出ています。
[URL]
プリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか?
(ブルーバックス) (単行本)
和田 純夫 (著)

 前記大特集でも、折に触れ、語られているのが、ニュートン力学では扱えな
い世界があって、それを扱えるようにしたのが、20世紀物理学の人類史に残る
成果である相対性理論と量子力学なので、詳しく知りたい人は、ニュートンの
別冊という話。

[URL]
みるみる理解できる量子論 改訂版―相対論と並ぶ自然界の2大理論 ミクロの
世界では常識が通用しない!? (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキ
ストシリーズ) (大型本)
[URL]
みるみる理解できる相対性理論 改訂版―特殊相対論も一般相対論も実はむず
かしくなかった! (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)
(大型本)

 ニュートンの別冊に、数学もありますね。
[URL]
 で、ゴルゴ十三 "じゅうそう" さんによれば、改訂版が出ていると。
[URL]
宇宙や法則がよくわかるやさしい数学の世界―黄金比、無限、銀河系の質量は?
(ニュートンムック Newton別冊) (大型本)
をどうぞ。
 モンティ・ホール問題もありますね。^^;
 こっちを買えばいいわけですね。
 ゴルゴ十三 "じゅうそう" さん、ありがとうございます。ゴルゴ十三 "じゅ
うそう" さん、好きやわ、おれ。ニックネームがコルゴ13っぽいし(笑)、本の
趣味が合って気がする。
 モンティ・ホール問題については、
[URL]
石村園子著「やさしく学べる」シリーズ、「やさしく学べる統計学」を中心に
[URL]
ベイズな予測、パターン認識と機械学習、ベイズ理論による統計的予測
で触れています。

[URL]
数学的思考法は、そんなお勉強じゃ身に付かないってば
で書いたように、細野真宏の本なんか読むより、ニュートンの別冊のほうが、

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