オープンソースカンファレンス2008 Fukuoka(OSC2008 Fukuoka)について
2008-12-07


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 福大理学部の濱田さんから。
--- ここから ---
中村正三郎様、
福岡大学理学部の濱田と申します。はじめまして。
突然のメール、御無礼をお許しください。

以下の件について、もし、興味をお持ちいただけるようであれば、中村様から
御紹介いただければ幸いです。

来週、12月13日(土)に福岡大学で
オープンソースカンファレンス2008 Fukuokaが開催されます。
様々なセミナー、展示が予定されておりますが、今回、九州大学の協力を得て、
ミュンヘン工科大学(九州大学兼任)の Tim Hoffmann 教授による
「Mathematics in Computer Graphics(仮題)」が10:15から行われます。

[URL]

Tim Hoffmann 教授は幾何学を専門とする研究者ですが、
1990年代から数学ソフトウェアの開発に従事しており、
最近では Java による対話的3次元可視化ライブラリ jReality などを
開発、BSDライセンスで公開しております。
[URL]

当日は英語で講演が行われますが、一般向けの講演でもありますので、
最新の数学の研究成果に基づいたコンピュータグラフィクスの世界を
楽しんでいただけるものと考えております。

なお、引き続き11:15からは同じ教室では
東芝インフォメーションシステムズの横田博史氏による
「Maxima入門」が行われます。

[URL]

数式処理システムとしては、Mathematica や Maple といった
商用のシステムが有名ですが、Maxima はオープンソースソフトウェアとして
公開されている Lisp ベースの数式処理システムです。
非常に歴史の古いソフトウェアですが、
(仮想記憶の開発とも関わりがあると聞いたことがあります。)
現在も開発が続けられており、Windows 版も公開されているため、
国内でも最近では教育、研究に利用されるようになりました。

講演者の横田氏は以前、Show's Hot corner でも御紹介いただきましたが、
「はじめてのMaxima」の著者でもあります。

講演では Maximaでの属性、文脈、簡易化に関連した内容や、
dynamics パッケージについても解説される予定です。

以上、長々と紹介させていただきましたが、
御検討の程、よろしくお願いいたします。

福岡大学理学部
濱田 龍義
--- ここまで ---

濱田様
 OSC2008 Fukuokaについては、
[URL]
お知らせ、いくつか。
で1行のみのお知らせでした。
 いろんなところからプレスリリースやセミナーや会議のお知らせメールが来
るのですが、ちょっとまとめるだけでも時間がなくて面倒くさく思うので、こ
ういうメールはありがたく思います。

 濱田さんが言及されている横田さんとMaximaについては、
[URL]
Maxima、すげえじゃん
[URL]
Maxima, KNOPPIX/Math, R, Octaveその他
[URL]
横田博史著「はじめてのMaxima」
など、何回も言及しているので、上の検索窓で「Maxima」で検索してください。

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