BSフジにスティーブ・ガッドが出演
2008-12-05


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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テレ朝スーパーモーニングで、トム・スコット、ハービー・ハンコック
について、takiyamaさんから、メール。
--- ここから ---
中村様
いつも楽しく拝見させていただいています。

ご存知かもしれませんが、
BSフジのスピークインミュージック(土曜日23:30-24:00,再放送日曜日9:00-9:
30)に先週と今週、スティーブガッドが出演しています。
Dr,G,Sax,Hmmondというベースレスの不思議なグループでしたが面白かったで
す(先週のラストはジミヘンのTHEM CHANGESでした)
ヤク中なのかやせ細っていたのにはびっくりしましたが.....

この番組はとても素敵なミュージシャンが出てくるので大好きです。
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--- ここまで ---

 がちょーん。うち、J:COMのケーブルテレビは、デジタルにしてないんで、
BSフジとか見られないの。つーか、デジタルでもBSフジは別料金だったと思う。
 ってなわけで、残念です。すみません。

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4本マレット奏法のゲイリー・バートン
で、ガッドのことをちょっと書いてます。
 新世代4ビートやデジタル4ビートと呼ばれた、ハンプディ・ダンプティの
ガッドの4ビートは、当時、すごく新鮮でした。
 ガッドは超売れっ子スタジオミュージシャンだから、参加したアルバムは数
知れずなので、おれは、ガッドはそんなに聴いてないと思うけど、おれの中で
は、
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チック・コリア「マッド・ハッター」
のガッドがすごく好き。
 このアルバムでは、どんな音楽でもこなさないといけないスタジオミュージ
シャンのバーサティリティ(融通無碍、万能、なんでもかかってきやがれぶり)
が、非常に高いレベルで遺憾なく発揮されていると思っているんです。
 マーチングバンドから、いかにもフュージョンから、ラテンから、デジタル
4ビートから、なんでも来いなんだもん。実に多様なスタイルかつハイレベル
なドラミングをみせてくれて、聴いていて飽きないんです。コリアの曲とアレ
ンジもバリエーション豊かで素晴らしいんだろうけど、それを支えるガッドの
ドラムは素晴らしいと思ってます。
 あ、それとベースのエディ・ゴメス。エディ・ゴメスといえば、ジャズ・ピ
アノの巨人の一人、ビル・エヴァンスのトリオで頭角を現したスーパースター
ですよね。コリアが、アルバム「妖精」からかな。ゴメスとガッドを起用する
んです。
 ゴメスみたいなジャズのメインストリームのベースと、フュージョン系のガ
ッドのドラムが合うと思ってなかったけど、いいんです、これが。エディ・ゴ
メスもなんでもかかってきやがれですわ。
 コリアのロング・ピアノ・ソロのときや、ハンコックのロング・ピアノ・ソ
ロのときの、リズム隊との手に汗握るインタープレイも素晴らしいんですよね。
 あー、アマゾン、偉いじゃん。「マッド・ハッター」も視聴できますね。
 「ハンプディ・ダンプティ」を聴いてみてください。かっちょいいでしょ。
 「ザ・マッド・ハッター・ラプソディ」も、テーマの終わりのほうからコリ
アのシンセ・ソロの冒頭までは聴けますね。「4本マレット奏法のゲイリー・
バートン」で書いたように、このソロがすごいんだけど、それをぶっ飛ばすく
らい、ハンコックのピアノ・ソロがすごいんです。
 ついでだ。
[URL]
チック・コリア「妖精」
のことも。

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