横田博史著「はじめてのMaxima」
2007-03-28


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
---
[URL]
Maxima、すげえじゃん
[URL]
Maxima, BCPL, Algol, APL, SNOBOL
[URL]
Maxima, KNOPPIX/Math, R, Octaveその他
で紹介した数式処理システムMaxima。その解説書
[URL]
横田博史著「はじめてのMaxima」
を、1月の終わりに、ご祝儀とかいって注文したんですが、やっと先週末来ま
した。

 なぜ、こんなに遅れたかというと、持ってなかったウィンストンのLisp第3
版の翻訳
[URL]
P.H. ウィンストン, B.K.P. ホーン著, 白井良明, 井田昌之, 安部憲広訳
LISP〈1〉原書第3版
[URL]
P.H. ウィンストン, B.K.P. ホーン著, 白井良明, 井田昌之, 安部憲広訳
LISP〈2〉原書第3版
を上下一緒に注文したからです。上巻は、マーケットプレイスにしかなかった
けど、これはすぐ来たんですが、下巻がアマゾンが在庫があるという割には、
全然入手できないようで、しかも一括発送になっているので、ずっと先延ばし
になってました。
 ほかにも、シリーズもので頼んでいたものがあって、それもいつまでも来な
いことになるから、結局、Lispの下巻は別送にしてもらうことして一括発送を
やめたら、どどっと来たわけです。
 うげっ、いま見たら、上巻のほうは、マーケットプレイスで12,000円だって。
あり得んなあ、この値段。Common Lisp入門の古典的名著だけあって、たしか
にわかりやすく、とてもいいと思うけど、いくらなんでも、12,000円はないよ。
1チンポ、超えてるもん。\(^O^)/
 おれが買った出品価格は4000円だったから、定価の3864円に消費税5%足した
よりちょびっと安いくらい。もっとも北海道からの配送量が430円かかったけ
どね。
 あ、銀河大将軍の俺様が買った本ということで、ありがたがって買う奴がい
るに違いないと、値段を3倍も吊り上げたんだな。\(^O^)/
 美智子皇后様が、お手に取られた絵本などという世界だな。\(^O^)/
 お前、ほんと、毎日、楽しいだろ。そんなふうになんでも自分に都合よく解
釈して。
 うん、ほんと、楽しい。\(^O^)/

 でもって、「はじめてのMaxima」。
 単にMaxima(マキシマ)の使い方をだら〜っと並べているのか思ったら、全然
違いますね。きちんと数学の説明もあるんです。
 たとえば、「群」「環」「体」「イデアル」など。おれ、この辺、興味はあ
っても名前くらいしか知らなかったんですが、この前、たまたまチャンネルを
合わせた放送大学で商環などやってて、へぇと思っていたときだったから、バ
ッチグー(死語)だね。
 グレブナー基底って何だ。おれ、キャバクラのねえちゃんから、「また、来
てぇ」といわれる股基底はよく知ってるけどな。\(^O^)/
 Alexiander多項式って何だ。アレキサンダーといえば、おれは、アレキサン
ダー大王と、ジャマイカ出身のジャズ・ピアノニスト、モンティ・アレキサン
ダーしか知らんぞ。\(^O^)/

 Maximaは、もろにLispモードもあるから、数学の解説のほか、Common Lisp
の簡単な入門もあります。ほかに、surfやSINGULARやOctaveといった数学関係
の便利ツールの解説があり、もちろん、KNOPPIX/Mathの話もあり、けっこう盛
りだくさんですね。

 著者の横田さんは、想定読者層の説明で、
「個人的には、「群」「環」「イデアル」と聞いて心ときめかせる、高校生、

続きを読む


コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット