ASAHIネット(
[URL] )のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
---
[URL]
細胞の分子生物学 (大型本)
Bruce Alberts (著), 中村 桂子 (翻訳), 松原 謙一 (翻訳)
が売れていました。
名前くらいは出していたかと思ったが、検索に引っかからない。
この本は、生命科学、バイオ系のところに行くと、必ず本棚にあります。そ
の分野の人にとっては、必携の教科書です。
よくあることですが、残念なのは、上記日本語版は第4版だけど、原書、英
語版はすでに第5版になってること。
英語が読めるなら(といっても、分子生物学の専門用語の英語がわからない
と読めないと思うが)、いま、原書が20354円、日本語版が22050円で、原書が
値段的にも少し安いし、いいでしょう。
[URL]
Molecular Biology of the Cell: Reference Edition (ハードカバー)
Bruce Alberts (著), Alexander Johnson (著), Julian Lewis (著), Martin
Raff (著), Keith Roberts (著)
これ、1728ページもあるのね。大怪獣だな。
ペーパーバックは、いま、9382円で、ハードカバーの半額以下。しかし、素
人評だと、全部は印刷になってなくて、DVDに収録して安くしているみたいに
書いてあるね。
全部は印刷してないといっても、1392ページもある。これも大怪獣じゃ。
[URL]
Molecular Biology of the Cell (ペーパーバック)
Bruce Alberts (著), Alexander Johnson (著), Peter Walter (著), Julian
Lewis (著), Martin Raff (著), Keith Roberts (著)
問題集「The Problems Book」もあります。
これも、1600ページもあるのね。大怪獣じゃ。
[URL]
Molecular Biology of the Cell: A Problems Approach (ペーパーバック)
John Wilson (著), Tim Hunt (著)
どうでもいいことだけど、原書のカバーの色は、どピンクで強烈ですね。^^;
どういう意味、どういう趣味なんだろう。
日本語版がなかなか出ない事情は、
[URL]
エージェントアプローチ人工知能第2版、原書第3版、人工知能概論
[URL]
AIMAのこと、ゲームプログラミングのための行動AI数学、Lispで学ぶ心理学
で紹介した、AIMAと略される
[URL]
Artificial Intelligence: A Modern Approach (3rd Edition) (ハードカバー)
Stuart Russell (著), Peter Norvig (著)
でも、同じですね。
ロボットでもネットのサービスでも、かつてAI(人工知能)的システムと呼ば
れた技術を使って作るには、必携の本だけど、日本語訳が第2版なんですよね。
第3版は出たばかりだから、日本語訳がないのは当然ですが、原書第2版が
2002年に出て、その日本語版が2008年だから、6年。第2版の翻訳が出るまで、
第1版の翻訳が出てざっくり11年。
「Molecular Biology of the Cell」も、原書第5版が2007年に出ているの
で、その日本語版が出るのは、まだ数年かかるかも。いや、AIMAよりページ数
が多いから、相当に頭数を集めて訳さないと大変でしょうね。
追記:
[URL]
細胞の分子生物学第5版、日本語版が出る\(^O^)/
に書いたように、これを書いてわずかな日数のあと、第5版が出ました。
関連:
[URL]
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
セコメントをする