ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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[URL]
エージェントアプローチ人工知能 第2版 (単行本)
S.J.Russell (著), P.Norvig (著), 古川康一 (翻訳)
に関連する話を、
[URL]
グーグルの大規模コーパス
で、別に紹介するといって書いてなかった。簡単に済ませます。すみません。
でも、
[URL]
AIプログラミング
でちょろっと書いているからいいか。^^;
いやいや、もう少しは書かないと。
本書は、人工知能(AI)のバイブルです。重く分厚く高い本です。だから、
「グーグルの大規模コーパス」で、「初版の日本語版は出ていたけど、第2版
の日本語版なんて、出るわけがないと思っていたから、びっくり。\(^O^)/」
と書いたように、まさか、第2版の翻訳が出るとは思っていなかった。
この本は、AI関連の技術については、恐ろしく広範囲に、それでいて十分深
く、びっしり書いてある。
共立出版の
[URL]
エージェントアプローチ人工知能 第2版
に目次があります。
みるとわかるように、探索から制約充足問題から一階述語論理からオントロ
ジからベイジアンネットから隠れマフコフモデルから統計的学習からニューラ
ルネットから確率的言語処理からロボティックスから、なんでもある。
本書が1冊手元にあると、AIに関しては10年は大丈夫。それくらい内容が広
く濃い本です。
原書初版から原書第2版が出るまで8年。日本語版は、初版の
[URL]
エージェントアプローチ 人工知能 (単行本)
スチュワート ラッセル (著), ピーター ノーヴィグ (著), Stuart Russell
(原著), Peter Norvig (原著), 古川 康一 (翻訳)
が1997年に出て、今年第2版が出たから、11年。
だから、まあ、10年は保ちます。
などと思っていたら、また、びっくりだったのが、「グーグルの大規模コー
パス」で「原書がいい人でも、あわてて買わなくていい人は、あと3ヵ月待つ
ように」と書いたように、なんと、恐るべし。原書の第3版が12月に出る予定。
はうあ!! 5年で第3版が出るのかと驚いた。
[URL]
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
をはじめ、ここでは繰り返し言ってるけど、
--- ここから ---
AI的なプログラミング技法は、データマイニング、テキストマイニングなど
知的な検索やら、自然言語解析やら、言語、画像、音声などの各種認識やら、
いまますます重要になっていますし、今後もますます重要になります。したが
って、AI的なことを知っておくのは、これからの技術者には非常に重要なこと
だと思っています。
--- ここまで ---
ということなんだと思う。実際、Google, Amazon, Yahoo!やら、いろんなとこ
ろで、AI的な技術は使われていて、競争力の源泉になっている。そういう実用
化が進んだので、5年で第3版を出すことになったのではないかと愚考するわ
けです。おれの脳に埋め込まれたAIは。
12月に出る予定なのは、
[URL]
Artificial Intelligence (ハードカバー)
Stuart Russell (著), Peter Norvig (著)
です。原書がいい人は、12月までに、バイトか競馬か株かなんか知らんけど、
お金を貯めておきましょう。
本書は、原書タイトル「Artificial Intelligence: A Modern Approach」か
ら、AIMAと略記されますが、
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