サヨナラ 新聞、押し紙、サヨナラ 電通
2009-06-15


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
COURRiER Japon (クーリエ・ジャポン) 2009年 07月号
の特集は、「サヨナラ 新聞(ジャーナリズム)」
 内容は、
[URL]
をどうぞ。

 各国とも新聞がネットにやられて四苦八苦していることがわかります。
 Google(グーグル)が目の敵にもなってますね。フェアユースといいながら、
悪質なただ乗りだろうと。取材して記事を作っているところにお金が回らなく
なると、ジャーナリズムが死ぬと。そしたら、コンテンツをかっぱらっている
お前らGoogleも死ぬぞと。そういうのが新聞社の言い分。

 中でも
・ネットの「オレ的ニュース」が不寛容なアメリカ人を生む
は、そうよね。
 すなわち、Google Newsなどカスタマイズ可能な新聞は、自分にとって都合
のいい情報だけ流してくるようになるので、対立意見を知る機会が減って、仲
間内だけで先鋭化していき、他者に不寛容になると。アメリカ人だけじゃなく
て、どこの国の人間でもそうだね。

・ネットがいくら普及してもアジアの人は新聞がお好き
は、皮肉な感じがしました。
 日本は、読売新聞が1000万部で世界一などというように、朝日や読売のよう
な巨大発行数を誇る新聞が、まだまだ生きているという話なんだけど、実は、
押し紙で水増しした発行数という話を考えると、皮肉で微妙な気がする。
 いま、週刊新潮が2009/06/11号から短期集中連載で「「新聞業界」最大のタ
ブー「押し紙」を斬る!」をやってますね。
 おれ、読んでなくて、中吊りで見ただけなんだけど、第1回は、「読売18%、
朝日34%、毎日57%が配られずに棄てられていた」だもんね。
 押し紙は、新聞業界の恥部、タブーですからね。ここでも、
[URL]
日本の新聞はなくなるの?
[URL]
ミナミの帝王、新聞業界の闇その2
[URL]
ミナミの帝王、新聞業界の闇その3
で採り上げ、
[URL]
サワダオサム, 黒藪哲哉著「新聞社の欺瞞商法―「押し紙」「折込広告」の実
態を追う」
を紹介しています。

 世界が見た「日本のHOPE」は、日本のこれから希望についてなんですが、
・日本酒? ノン、これからは「甲州ワイン」が欧州を席巻する
・技術力で世界をリードする”ロボット社会”ニッポン
の2つが特に面白かった。
 甲州種のワインがEUで輸入解禁。ロバート・パーカーも高評価といった話。
サントリーやメルシャンは、1樽1000円くらいで他から買い付けて詰めるワイ
ンなので品質はよくないと。ヨーロッパでの高評価につながっているのは、山
梨の地元ワイン製造者たちががんばって造っているいるものだという話でした。
外国人の人たちも来て、甲州種の畑を買って品種改良もしてワインを作ってる
のね。

[URL]
甲州ワインプロジェクト
のニュースでは、2008年1月から2月のニュースが、厳しい基準をクリアして
EUに輸出できるようになったというニュースですね。そうそう、記事で紹介し
てあったのも「自然(Shizen)」というワインでした。
[URL]
甲州ワインが世界へ通じる可能性
を読むと、いろいろ書いてありますね。

 もう先週号か先々週号になったけど週刊東洋経済2009/06/13号は、特集が、

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