ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
標題: 日本の新聞はなくなるの?
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週刊ダイヤモンド9月22日号の特集は「新聞没落」。先日のテレビ局
特集並みに力の入った特集である。
詳細は買って読んでいただくとして、書いていることとやっている
ことが違うじゃないのと新聞社を責めたくなることの多いこと。昔
から、某経済新聞に企業経営のあり方を書かれると「おまえに言わ
れたくないわ」とツッコミが入ったという新聞の丼勘定ぶりだが、
総読者数の減少、押し紙問題、インターネット戦略、これらに加え
て一部の新聞社では株主問題まで抱えているのだから、新聞経営も
楽ではない。
その割には経営危機により新旧分離による再建を図っていた毎日新
聞は10年もかからずに再建を完了したし、いわゆる「産経残酷物語」
の舞台となった産経新聞社も真新しい立派なビルに本社を構えたま
まだ。新聞社・通信社の買収合戦が巻き起こり、無料新聞・紙幅の
スリム化・タブロイド判併売など、欧米に起きていることはまるで
絵空事のようである。(海外事情についても、特集の中で触れてい
る)
どちらかといえば新聞が好きな私にとって、よりよい新聞が読める
ということはとてもうれしいことでもある。テレビやインターネッ
トにはない魅力が新聞には残されているのであるから、その力を正
しい方向に伸ばしていただきたい。
いや、実は、郵便受けの中に週刊ダイヤモンドと一緒に地元紙の試
読紙が入っていた。まさか、この特集を狙って、などということは
ないだろうが、いまどき「ホームページ開設しました」の一文が
入った購読申込書を見ながら、いろいろと考えてしまうのであった。
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つばめどん
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標題: Re: 日本の新聞はなくなるの?
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9月14日に無事H2A13号機によるSELENE(かぐや)の打ち上げが
成功して、やれやれと思って昼休みに会社の日経を読んでいた
ところ、「春秋」欄であきれるようなことが書いてありました。
[URL]
です。
----ここから
文筆家の山本夏彦さんが昔、発した警句「何用あって月世界へ」
の方に共感する人は多いのではないか。
----ここまで
その警句はベトナム戦争しながらのアポロ計画に対する皮肉なので
しょうが、研究者が好奇心から探査を行うのがそんなに悪いこととは
思えません。無駄な箱物作るよりはるかにましです。
----ここから
▼巨額の国費を費やす宇宙開発なら、月を研究するより、宇宙から、
温暖化に悩む地球を調べたり日本の安全を保つのに必要な情報を
集める技術を磨くのが先。そんな考えもある。
----ここまで
JAXAはもうすでに温暖化等の対策に使える地球観測衛星ALOS, AQUA,
TRMMを打ち上げ運用中です。みどり、みどり2は運用終了してしまい
ましたが、たくさんの成果をあげていたはずです。予算の許す範囲で
できるだけの事を最大限行っているのにそういうことを調べもせずに
無知のまま記事を書き飛ばしている新聞よりはるかにましでしょう。
またこの記者は偵察衛星を打ち上げれば24時間休みなく仮想敵国の
情報が収集できるとでも考えているのでしょうか。能天気すぎます。
そもそもいったい何機必要か考えてみろ。
ちょっと前にもこの欄では無理に若作りして「エヴァ」の綾波が
どうしたとか書いていましたが、こんなことばかり書く新聞なら
今すぐなくなっても別にかまいません。
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ryo
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標題: Re: 日本の新聞はなくなるの?
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