NHKスペシャル、マネー資本主義
2009-05-20


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
---
 NHKスペシャルの「マネー資本主義」の第2回に、
[URL]
クーリエ・ジャポン2009年6月号、その他の記事
[URL]
ミセス・ワタナベ(ワタナベ夫人)、橘玲の海外投資術本のこと
で書いたミセス・ワタナベのことが出てきましたね。
 もう、NHKったら、すぐ、おれの真似するんだから。\(^O^)/

[URL]
マネー資本主義
[URL]
マネー資本主義 第2回 “超金余り”はなぜ起きたのか? 〜カリスマ指導者
たちの誤算〜

 アメリカの経済政策の失敗が、この世界的金融危機を引き起こしたという話
で、戦犯として前FRB議長グリーンスパンと財務長官ルービンが出ていました。
 グリーンスパンは、若い頃、プロのジャズミージシャンだったんだね。知ら
なかった。ジャズのバンドマンから経営コンサルタントに転身し、FRB議長に
まで上り詰めたのは、すごい人生ですね。そして、好景気のときは神様と崇め
られていたのが、いまや、悪魔と罵られて責任を追及されているんだもんね。
[URL]
Re: 多少反論めいたものをば
[URL]
金融危機の犯人はいったい誰だ
[URL]
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
で書いたが、アメリカは追及が厳しいね。この番組でもグリーンスパンは議会
で議員から突き上げられ、政策の過ちを認めて謝罪してましたね。
 その点、日本はほんと楽勝ですね。
 金融立国を煽った野口悠紀雄をはじめとする経済学者、エコノミスト、アナ
リスト、経済評論家はいろいろいるし、勝間和代みたいに経済評論家を名乗り
ながら、証券会社の手先のようにアクティブファンドを薦める手合いもいるし、
日経ビジネス、 週刊東洋経済、週刊ダイヤモンドなども煽ったけど、誰も何
の責任も取らないもんね。
 ほんとお前ら、よくそれで、説明責任とか他人に言うよね。
 小泉純一郎も竹中平蔵も、何の責任も追及されないもん。議会で詰問される
わけでもなく、逮捕も暗殺もされないから、これじゃ、当然、やったもん勝ち
だよね。これ、ほんとは深刻なモラルハザードじゃないの?

 で、グリーンスパン、ルービンなどアメリカの連中だけが戦犯かというと、
もちろん、そうではなく、日本にも戦犯がいて、それがFXに狂った日本の主婦
たち、すなわち、ミセス・ワタナベという話だった。
 資料映像に「FX美女の会」なんてのが出てきたが、インタビューに答えてい
た奥様方、オシャレな格好をしていたが、いま、どうなっているのか。
 「Re: 多少反論めいたものをば」で書いたように、
--- ここから ---
超低金利と円安政策といったリフレ 政策が、円キャリートレードや円安バブ
ルにつながり、さらにはそれがサブプライムローン問題になったとも考えられ
るわけですよね。
--- ここまで ---
なんだから、日銀も財務省も戦犯という言い方もできる。でも、誰も責任追及
されないもんね。日本、大楽勝。
 ほんと、日本の経済論断やビジネス誌に出てくる話は、
--- ここから ---
 なんだか、因果関係を辿る範囲の設定の仕方、時間軸の設定の仕方で、どう

とでも自分の主張に都合のいいことをでっち上げられるね。
--- ここまで ---
としか思えないよね。無視するのもバカだろうけど、信用するのもバカですよ
ね。いい塩梅で扱わないとね。

続きを読む


コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット