ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
[URL]
Re: 多少反論めいたものをば
の続き。
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標題: Re: 多少反論めいたものをば
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ん?熱が出そう?
#15018
>紙と鉛筆でしこしこと微分方程式を解き、フーリエ
>解析までざっとやったの。
知恵熱かも......。
穂高
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標題: Re: 多少反論めいたものをば
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仰せの通りググって、
[URL]
カールソン・パーキン法によるインフレ期待の計測と諸問題
をみたら、2004年3月で、「日本における期待物価上昇率計測の試みはまだ始
まったばかりである」と書いてありますね。
[URL]アーヴィング・フィッシャー
をみると、フィッシャーの『増価と利子』は、1896年ですね。この中で、後に
フィッシャー方程式と呼ばれる考え方が出たんでしょう?
100年以上経ってるのに、まだ、観測・計測がうまくいかない?
天文学でいうセファイド変光星に相当するものを、まだ、見つけられない状
態なんですね。
天文学も100年前はけっこうひどいのよ。でも、100年の間に、相対性理論と
量子力学の成果を貪欲に吸収し、そして、技術革新の成果も貪欲に吸収し、革
新的な理論や観測装置を作り上げて、ものすごく精密な科学になったもんね。
現代宇宙論や観測技術はすさまじいレベルになっています。それでもなお、
わからないことだらけなんだけどね。
それに比べ、経済学は人間相手ということを割り引いても、理論と技術の革
新が進んでないと思うのね。経済学者やエコノミストの連中は、イノベーショ
ンとか革新とか説教垂れるけど、一番、イノベーションが必要なのは、お前ら
だろとツッコミたくなるんだよね。
だったら、別のところに行け。
太陽黒点数の変化率が期待インフレ率とリンクしている。\(^O^)/
どっかで聞いたようなオカルトだな。\(^O^)/
以前から何度もいってるように、新聞、雑誌、特にテレビに出てくる日本の
経済学者やエコノミストやアナリストや経済評論家たちのいうことは、あまり
信用しないけど、学問として経済学自体は、かなり信用してますよ。物理学で
いえば、まだニュートン力学かその手前かなと思いつつも。
そういえば、デフレ論議のときも、フィッシャー方程式出てきたよね。イン
フレターゲットがいいんだ、悪いんだ。いいデフレ、悪いデフレがある。そん
ないい悪いなんかない、デフレはみんな悪い。構造改革派だ、リフレ派だなど
と、えらく騒がしかったけど、あれ、どうなったの?
結局、誰の主張が一番妥当で、誰のが一番トンデモだったの?
全員、妥当? 全員、トンデモ?
そういうフォローが全然わからない。週刊ダイヤモンドや週刊エコノミスト
や週刊東洋経済レベルじゃだめ?
ハーバード・ビジネス・レビュー? でも、あの雑誌は経営面の話が多いも
んね。
科学系だと、一般向けの日経サイエンスやニュートンのようなレベルでも、
詳しくいろいろフォローがあるし、パソコンやIT関係の一般向け雑誌だって、
大きな話題になった話は、その後のフォローがあるけどね。
そういう面でも、日本の経済論壇や経済ジャーナリズムに不満。
そうそう。あのころ、バーナンキの背理法なんてのを、リフレ派の人が、一
生懸命、ネットで吹聴してたでしょ。
おれ、バーナンキの背理法、後述、「エコノミスト・ミシュラン」で知った
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