Peter Seibel著「実践Common Lisp」
2008-07-18


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
Lisp本ネタ
のコメントに、
--- ここから ---
ごぶさたしております。
オライリー・ジャパン 矢野でございます。

Lisp本といえば、中村さんもウィジェットのくるくるに加えられている
"Practical Common Lisp"(Peter Seibel, A-Press)の日本語版が
今月オーム社より発売予定となっています。
[URL]
まだ発売日は確定していないようですが、楽しみです!
--- ここまで ---

 はうあ! そげな本が出るとですかあ、鮎原さん!
 鮎原さんは、いいってば。それに矢野さんだし。^^;
 矢野さん、心広いなあ、他社の本の宣伝までして。
 よし、オライリー・ジャパン、矢野のボーナス増やしてやれ。\(^O^)/

[URL]
実践Common Lisp (単行本(ソフトカバー))
Peter Seibel (著), 佐野匡俊 (翻訳), 水丸淳 (翻訳), 園城雅之 (翻訳), 金
子祐介 (翻訳)
ですね。
 表紙がオリジナルとは全然違いますね。カンディンスキーでしたっけ。あの
画家の絵にちょっと似た雰囲気がありますね。
 実践Common Lispの原書、Practical Common Lispについては、
[URL]
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
をはじめ、何度も言及しているので、「Seibel」で検索してみてください。
 そうか、書いたの、2005年9月なのか。ほぼ3年前。早いねえ。
 著者のサイトは、
[URL]
です。
 実践Common Lispが出る前に、LispBoxを準備しておきましょう。そして、
Lisperはみんな本書を買うように。\(^O^)/

[URL]
Lispbox

 ところで、
[URL]
Lisp本ネタ
でご祝儀といった
[URL]
対話によるCommon Lisp入門 POD版 (単行本)
栗原 正仁 (著)
ですが、やっと来ました(以下、栗原本)。
 bk1で買ったんですが、最初は、お取り寄せになりますというメールが来ま
した。
 そりゃ、そうですよね。注文があってから印刷するPOD(Print On Demand)版
ですから。

 ざっとみたんですが、この本は、薄いけど(いや薄いから?)いい入門書と思
います。
 「実践Common Lisp」が、多くのコードを提示しながら、アプリを作ってみ
せるのに比べ、栗原本は、コードの提示は少ないけれど、対話でテンポよく進
めています。
 Common Lipsの基本的な部分だけではなく、CLOSまでカバーしているし、ダ
ジャレなど細かいギャグがいっぱい入っているのも、おれの好み。
 本書中のやり取り1.5にある、Lispのいい入門書は?という質問に、再帰的
なギャグで答えているところなど秀逸。
 それにしても、Lisperが書くLispの本は会話型のものが多いのかな。Lispが
対話的言語だから?
 竹内郁雄さんの往年の爆笑Lisp本かつ名著
[URL]
初めての人のためのLISP (ソフトウェアライブラリ (3)) (単行本)
竹内 郁雄 (著)
もそうだし(竹内本)。
 はうあ! 竹内本は、いま、amazonのマーケットプレイスで11,469円からだ
って。バブルだなあ。

 栗原本には、竹内本のような強烈なキャラの人物は登場しません。よってギ
ャグもドタバタも控え目です。竹内本のような世界を期待してはかわいそうで
す。


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