「アリエス」編集人の横山建城と申します
2008-06-04


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
Re: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
の続きになります。

--- ここから ---
標題: 「アリエス」編集人の横山建城と申します
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中村 正三郎 さま

講談社のポータルサイト「モウラ」内で「アリエス」を編集しております横山
建城と申します。中村さまと「多世界から生まれたコンピュータ」を書かれた
古田彩さんとのやりとりに、いまごろになって気づいたしだいです。古田さん
が喜んでおられるのは、私にとっても大きな喜びです。量子コンピュータにつ
いて彼女がまとまったかたちで発表したのは「アリエス」が最初だとおもいま
すが、これは依頼した者の誇りでもあります。有難うございます。

古田さんの記事のみならず、平岡正明さんの記事にまで言及してくださり、感
激しております。厚く御礼申しあげます。

古田さんは「アリエス」について廃刊と記しておられましたが、そう言われる
となんとも辛いし、実際はそういうことだといってよいかとも思うのですが、
社内の諸般の事情で紙媒体で継続することかなわず、ならばとてウェブ上で編
集人の好みを前面に出して毎月1〜2本の記事を送り出しております。

このようなかたちでお取り上げいただくことは、書く側、編集する側にとって
いちばんの励みになります。ほんとうに有難うございます。特段宣伝すること
もなく、ささやかに何年かやっておりますが、そこから何冊かの本も生まれて
おります。平岡さんの場合は『志ん生的、文楽的』という本になりました。古
田さんの書くものもいずれは一冊にできたらいいなと考えております。

暑くなってまいります。中村さまもどうかご自愛ください。
--- ここまで ---

 横山さま。2008/05/25に頂戴したメールですが、弓手さんのこととか、サー
バが壊れたとかいろいろあって、遅くなりました。すみません。
 ささやかだろうが、なんだろうが、継続することは大事ですよね。ちゃんと
本までまとまっていくわけですし。
 横山さまもご自愛なさって、でも、少し鞭を入れながら、これからも、よい
記事、よい文章を世に出し、残していくお仕事にご活躍ください。

 そういえば、
「Re: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号」
では、「アリエス」のURLを紹介してなかったですね。
[URL]
をどうぞ。
 ぼくがダウンロード猿になったのは、
[URL]
記事ダウンロード
 著者や記事の一覧は、
[URL]
著者・記事一覧
にあります。
 平岡さん以外は、武澤秀一さんの「マンダラの謎を解く」という連載も興味
深く読んでいます。
 もちろん、古田彩さんの「多数の宇宙で計算する 常識を揺るがすコンピュ
ータ」もソッコー読みました。
 ドイチェ少年とIBMのやり取りなんか、いい話と思いました。そして、アー
ター・エカートとのやり取りのことなど、知らなかったので、へぇと思いまし
た。
 BS(ビフォー・ショア)とAS(アフター・ショア)は、ここでネタになった、大
前研一のBG(ビフォー・ゲイツ)とAG(アフター・ゲイツ)より、はるかにまとも
ですね。当然ですが。

[URL]
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」

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