情報通信法の衝撃
2008-02-10


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 もう先週号か先々週号になってしまった週刊ダイヤモンド2008/02/09号。
 第1特集が「「グーグル化」知的生産革命」。こんなのが知的なのかという
のが第一印象。薄っぺらで直線的。弾さんも出てきているが、弾さんのブログ
で月に5000冊もアマゾンで本が売れるなんて、日本は危ないね。こんなハウツ
ーばかりやるなら、週刊ダイヤモンドの定期購読はやめて、金をほかに回そう
かと思ったくらい。

[URL]
週刊ダイヤモンド2008年2月9日号
の素人評には、おれと同じ感想をもった人がいますね。
--- ここから ---
21世紀初頭の愚行やdepth of shallownessの証明として。週刊誌ジャーナリ
ズムの堕落もしくは、21世紀の日本が生み出した「新しい人間」の描写とし
てかも知れません。今回の特集となった人物の嫌味のない素直なナイーブさと
価値観のためらいのなさも印象的です。
--- ここまで ---

 詳しく書く時間がないから(明日、明後日と親戚の葬儀参列で倉敷)、これに
ついては別に書くとして、今回は、第2特集「情報通信法の衝撃」のほう。
 読むと、民放連のいってることなんか、語るに落ちるクソですわ。
 NTTコミュニケーションズは、民放連の頭を下げるなんてことをせずに、が
んがんやっちゃえばいいのに。自分らも2010年にNTTの体制変更が政治的議題
になるから、同類相憐れむなんでしょうか。\(^O^)/

[URL]
宗像誠之著, 日経コミュニケーション監修「NTTの自縛 知られざるNGN構想の
裏側」
を読むと、NTTもクソですわ。この本についても、別途。

 2005年のライブドア騒動でフジサンケイグループはからくも難を逃れたが、
「それで放送業界の改革が遅れてしまった」という指摘は、そう思うよ。
 民放連の主張は、テレビ局・電通・政治家・官僚による莫大な利権を失いた
くない一心だもん。
 ソニーのロケフリのことも出てくる。その辺のことは、
[URL]
吉野次郎著「テレビはなぜインターネットが嫌いなのか」
[URL]
通信と放送の融合。テレビ局の利権構造
[URL]
テレビ局崩壊
[URL]
たかじんのギャラネタ

 竹中平蔵にはなんだかんだいってますが、この改革は、竹中平蔵の残したい
い遺産だと思うので、国民のためになるように、やり遂げてほしいですね。
 つばめどん、まだブログやってたほうがよかったかも。^^;

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