Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
2008-01-02


れ、広告屋やマーケ屋がやってるのと同じね。\(^O^)/
 それはいいとして、3.5人の0.5人って何だよ。
 あ、それは、答えてくれたのが、まだ、胎児だったんです。\(^O^)/
 超天才だろ、その子。国家で保護して日本の救世主にしろ。\(^O^)/

 ってなわけで、大学やらどこでもいいけど、コンピュータサイエンス、計算
機科学、情報科学、情報工学なんでもいいけど、そういうところで、まっとう
なカリキュラムを持ってるところだと、関数型を教えて論理型を教えないなん
て、おれの常識からは、考えられない。関数型言語ブームで論理型がさっぱり
忘れ去られているとすれば、バランスを欠いていると思えるのね。
 なんたって、あなた、1980年代AIブームのときは、第5世代コンピュータプ
ロジェクトもあって、日本は世界最高の論理型プログラミング王国、Prolog王
国だったんだから。それが、20年足らずでこのテイタラク。
 世界最高水準だったコンパイラ技術を捨て、プロセッサ技術を捨て、論理型
プログラミング技術を捨て、ああ、日本はどうなってしまうんだ(爆)。\(^O^)/
 大体ね、関数型を知ってて、論理型を知らないなんて、ドラエモンは知って
るのに、サザエさんを知らないみたいなもんだろ。
 ワケがわからん。
 じゃ、ポケモンは知ってるのに、ゴルゴ13を知らないみたいなもんだ。
 やっぱりわからんけど、少しはニュアンスは伝わるかな。\(^O^)/

 ヨーロッパは、Prolog的なものを以後の言語に入れているし、AIブーム時に
Lispが主流だったアメリカでもLispの中に入れている。
 FranzのAllegro Common Lispには最初から入っているね。
[URL]
Allegro Common Lispの日本語サイト
[URL]
Allegro Prolog

 まっとうなLisper/Schemerなら、みんなPrologをよく知ってるから、Lispで
Prologを書くのは定番化している。
[URL]
AIプログラミング
や、
[URL]
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
で紹介した
[URL]
Peter Norvig著「Paradigms of Artificial Intelligence Programming: Case
Studies in Common Lisp」
でも、PrologをLispで書いているし(これがAllegro Prologのベース)、
[URL]
うぉぉ、「On Lisp」日本語版が来たぁぁ\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
で、出版を喜んだ
[URL]
Paul Graham著、野田開訳「On Lisp」
でも、Prologを書いているし、
[URL]
全文検索とSBCによるサムネイル化デモ
で一番の掘り出し物だと紹介した
--- ここから ---
 今回、一番掘り出し物だと思ったのが、神戸大学のLispマシンとPrologマシ
ンの話。
 高水準言語マシンを知らない人は、ご一読を。
[URL]
神戸大 LISP マシン、PROLOG マシン
--- ここまで ---
とかもあったのよね。

 なぜ欧米(日本以外では?)では、Prologや論理型プログラミングが脈々と受
け継がれているかといえば、計算モデルとして重要だし、面白いということも
あるし、制約プログラミングの話もあるし、Prologの非決定性の探索は魅力的
だし、現実の応用でも問い合わせ言語に使われたりしてきたから。
 上記の本でも、AI的な探索手法の解説で、Prolog的な探索を実装しているわ
け。前述のCTMの中でも、当然、Prologを紹介して論理型プログラミングを解
説してある。
 さっき紹介したAllegroは、RDFやオントロジーの検索にProlog的なものを使
っている。

続きを読む
戻る

コメント(全3件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット