ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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書き忘れたものを、年末なのであわてて、
Daniel P. Friedman, William E. Byrd, Oleg Kiselyov著「The Reasoned
Schemer」を、アフィリエイトで買ってくださった人がいて、この本の存在を
知りました。
以下は、某氏に送ったメールの一部。
--- ここから ---
(1)
[URL]
Daniel P. Friedman, Matthias Felleisen著, Duane Bibbyイラスト「The
Little Schemer」
(2)
[URL]
Daniel P. Friedman, Matthias Felleisen著, Duane Bibbyイラスト「The
Seasoned Schemer」
(3)
[URL]
Daniel P. Friedman, William E. Byrd, Oleg Kiselyov著「The Reasoned
Schemer」
(1)は昔 Little Lisperという本で出ていましたが、Scheme用にしています。
以前は、日経マグロウヒルから、「Lisp手習い」と「Scheme手習い」として出
ていたと思います。
Scheme手習いは絶版品切れだけど、amazonのデータにありますね。
[URL]
D.P. フリードマン, M. フェライセン著, 元吉文男, 横山晶一訳「Scheme(ス
キーム)手習い―直感で学ぶLisp」
「Lisp手習い」というのもあったと思うけど、勘違いかな。いずれにせよ、
「Scheme手習い」も絶版なので、復刊してほしいですね。原書は第4版になっ
てて読み継がれているし。
(1)の続編が(2)で、もっと高度なLispのプログラミングを学びます。
(3)は、ぼくのamazonのアフィリエイトで買っている人がいて、初めて知り
ましたが、さらに続編で、さらに高度なPrologなどの論理プログラミングを
Schemeでやる話のようです。
なお、以上3冊は、いずれもぼくは持っていません。(1)はさすがに昔読ん
だことがありますが、(2), (3)はamazon.comで目次をみただけです。
(1)は、対話で進む読みやすい絵本のような本です。(2), (3)も同じ趣向の
ようです。
これらで、Lisp/Schemeの入門を果たしたら、より本格的にCommon LispでAI
的なプログラミング技法を学ぶ道に進みます。これに最適なのが、
(4)
[URL]
Peter Norvig著「Paradigms of Artificial Intelligence Programming: Case
Studies in Common Lisp」
です。
AI的なプログラミング技法は、データマイニング、テキストマイニングなど
知的な検索やら、自然言語解析やら、言語、画像、音声などの各種認識やら、
いまますます重要になっていますし、今後もますます重要になります。したが
って、AI的なことを知っておくのは、これからの技術者には非常に重要なこと
だと思っています。
(5)
[URL]
Stuart J. Russell, Peter Norvig著「Artificial Intelligence: A Modern
Approach (Prentice Hall Series in Artificial Intelligence)」
は、(4)より幅広く深くAI全般について、AIがどういうものを生み出してきた
か、どういうアプローチをしてきたかを解説したものです。
(4)と(5)の関係は、(4)は(5)で紹介されるAIの全分野のうち一部を、実際に
Common Lispのコードを書いて動くものとしてみせて、AI的プログラミング技
法とCommon Lispの中級・上級者向けテクニックを解説しています。
(6)
[URL]
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」
は、AIとは全然関係ありません。意図的にAIからは離れています。
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