将棋: 竜王戦、糸谷七段が森内竜王に先勝。王座戦:豊島七段が角番から羽生王座に逆襲してタイ。豊川七段のNHK将棋講座
2014-10-21


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 森内俊之竜王に糸谷哲郎七段が挑戦する第27期竜王戦七番勝負第1局は、
久々の海外対局で、ハワイ。
 糸谷七段が先勝。
 中継ブログをみると、やっぱ、ハワイ、いいな。30年前かな。1回行っただ
けだもん。
 道端で、「マリファナ、いらんか」と声をかけられたのは、覚えている。
 あとで、そういう事情に詳しい人に聞いたら、あれ、本物のマリファナじゃ
なくて、そこらの雑草やらを乾かした偽物が多いって。日本人、マリファナ
知らないから、テキトーにそこらの雑草をみつくろっても、高い金を出して
買うらしいわ。
 おー、世の中、そうなっとるんか。海外だと日本人、カモなんだと、思いま
した。

 中継ブログにある、糸谷さんのあいさつ。難しいこと、言ってるね。
 さすがは、大阪大学の哲学科だ。しかも、いま、大学院でしょ。すごいね。
 将棋のプロだけじゃなくて、プロの哲学者にも、なるつもりなのか。

[URL]
竜王戦中継サイト
[URL]
中継ブログ

 羽生善治王座に豊島将之七段が挑戦する第62期王座戦五番勝負は、羽生王座
が2連勝して、いきなり豊島七段を角番に。だめかと思われたが、ここから
豊島七段が逆襲して2連勝のタイ。
 運命の第5局は、今週、2014/10/23(木)です。

[URL]
王座戦中継サイト

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中継ブログ

 森内竜王、羽生王座(実はいま、名人、王位・王座・棋聖の4冠)は、いわゆる
羽生世代という、将棋界をこの20年引っ張ってきた世代。天才羽生さんを筆頭に、
打倒羽生で切磋琢磨してみんな異常に強くなった世代。
 打倒、羽生世代の筆頭は、渡辺明2冠(棋王・王将)。竜王を9年間も保持して、
永世竜王。
 竜王を奪取したのが、当時の森内竜王。10年目で今年、森内名人(当時)に
リベンジされた。
 そうなのよ。名人戦は、
[URL]
名人戦・順位戦
をみるとわかるように、この10年、ほとんど森内・羽生の二人でやっているし、
郷田真隆九段も羽生世代。それくらい、この世代が強いのね。

 しかし、世代交代の音は聞こえてきている気がする。
 去年の第61期王座戦は、わが第2の故郷、府中出身、おれの息子である(嘘)、
中村太地(なかむら たいち)六段が、2勝1敗、あと1勝でタイトル奪取まで
羽生さんを追い詰めて、実際、勝ちがあったけど、決めきれず。
 ほんと、勝ってほしかった。
 今年も、若い世代、関西では、早くから将来の名人と呼ばれてきた豊島七段
が挑戦。羽生さんには悪いけど、豊島七段がタイトルを奪取したほうが面白い。
 糸谷七段は、怪物と呼ばれ、強豪ぞろいの関西若手陣では、一番上の兄貴的
立場になっている。早見え、早指し、かつ、独創的な将棋で、テレビのNHK杯
では、超早指しで2年連続、羽生さんと決勝を戦って、準優勝。あと一歩だっ
たの。
 そういえば、
[URL]
将棋NHK杯。北島忠雄六段、糸谷哲郎五段を大大大大、大撃破\(^O^)/
で書いたが、糸谷さん、丸山忠久九段をわずか39手?で破ったことがある。
 なお、後述、豊川七段は、糸谷七段を「ダニー」と呼ぶ。「糸谷」の正しい
読み方は、「イトタニ」ではなく「イトダニ」だから、それからシャレにして
いるわけ。
 糸谷七段、この数年、棋風改造をしていたらしく、華々しい活躍はなかった

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