ASAHIネット(
[URL] )のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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2011/08/25のNHKスペシャル。
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シリーズ日本新生 第1回「どう選ぶ?わたしたちのエネルギー」
復興に邁進する釜石市が参考にしているとして、北九州市が出ていた。
釜石と北九州は新日鐵つながりもあるしね。
ゼロ・エミッション・シティ、北九州エコタウン、スマートグリッドなどの
挑戦を続けてきて、いまも続けている北九州市のことは、以前も書いている。
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奇跡の環境都市 北九州の半世紀、役者揃いの北九州メタル都市
地震国の日本に置くリスクを考えれば、電力を本気で分散型でやるなら、日
本だけ、日本資本だけじゃだめ。インターネットがそうであるように、地球規
模でやらないと。
九州に帰ると、やはり東京の人とは感覚がずいぶん違っていて、日本だけ脱
原発しても、中国の原発が爆発したら、放射能が偏西風に乗ってやってくるか
ら、どうしようもないよねなどと、主婦もいう。いま、黄砂だけではなく、中
国から有害物質も飛んできているから、生活実感としてあるわけ。
すでに懸念されている通り、日本が脱原発で産業用の電力が足りないとなれ
ば、海外に工場やらが出て行く。中国に出て行けば、その電力需要をまかなう
ために、中国は原発を造るでしょう。
エネルギー問題、原発問題は、つまり、少なくとも東アジア全体でどうする
かという話が、不可避になると思えるけどね。
世界はいろいろ複雑で一筋縄ではいきませんね。
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