ASAHIネット(
[URL] )のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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今月の日経サイエンスとニュートンは、東日本大震災特集。
どちらも渾身の東日本大震災特集といえる素晴らしい内容。
ニュートン2011年6月号は、Twitterでリツイートしておきながら、買ってな
かったので、府中駅の啓文堂書店に行ったら、売り切れ。
失敗したなと思いつつ、翌日、新宿に出て、ブックファーストに行ったら売
り切れ(と思う)。見つけられなかったし、店内のレイアウトが変わって、ます
ます科学雑誌の棚が小さくなった気がして、店員に聞く気が起きなかった。
京王デパート上の啓文堂書店には、まともな科学雑誌の棚がない。^^;
小田急デパート上の三省堂書店にも、まともな科学雑誌の棚がない。^^;
仕方がないから、東口のジュンク堂まで行ったら、やっぱりない。^^;
店員に訊いたら、品切れで増刷予定もないから入手できないという話。
藁にもすがる思いで新宿紀伊國屋書店に行ったら、科学雑誌の棚にはない。
ああ、東口の紀伊國屋でもだめか、高島屋のほうの紀伊國屋に行くかと、あ
きらめて帰ろうとしていたら、東日本大震災特集のワゴンがあって、そこには
新聞社が出している東日本大震災写真集が積まれていたが、そこにニュートン
もあった。
やで、うれし。ソッコー買った。\(^O^)/
[URL]
Newton (ニュートン) 2011年 06月号
は、新品品切れで、中古品16点¥ 1,180よりと定価より高いね。
内容は、
[URL]
に、目次が出ている。
--- ここから ---
未曾有の大震災 ― 序章
東北地方太平洋沖地震 詳報
未曾有の大震災 ― 第1章
超巨大地震はこうしておきた
東北地方太平洋沖地震とその津波のメカニズムにせまる
古村孝志/佐竹健治/水藤 尚/八木勇治/長谷川 昭/原口 強/橋本 学/今
村文彦
未曾有の大震災 ― 第2章
徹底分析 福島第一原発事故
なぜ放射性物質が流出したのか? その影響は?
岡 芳明/米原英典/山澤弘実
未曾有の大震災 ― 第3章
次にひかえる超巨大地震
日本がこれから直面する大きな危機とは?
佐竹健治/遠田晋次/古本宗充/河田惠昭/石辺岳男/濱田政則/佐々恭二/
篠原雅彦/藤井敏嗣
--- ここまで ---
正誤表もあるね。
[URL]
Newton2011年6月号 正誤表
放射性物質の話では、放射能と放射性物質と放射線はどう違う?といった初
歩的な話から解説してある。
マスコミ、特にテレビも、最初は不正確な言葉遣いである放射能といわず、
放射性物質といっていたのに、だんだんルーズになってきて、いまは、昔なが
らの放射能が跋扈している。
こうやって知的レベルが下がっていくのがわかる。いかに日本のメディアが
だめかよくわかって、ほんと原発報道は面白い。
第3章は、これから日本各地で大きな地震がどれくらいの確率で発生すると
見積もられているかが出ている。
前から書いているが、関東も東海も関西もとても危ない。東海、東南海、南
海が同時発生して今回のようになったら、太平洋ベルト地帯終わり。日本終了。
小松左京「日本沈没」の先の世界。。世界にちりぢりになった日本民族が、
再び、世界のどこかに国土を得て、国を再建できるのか。これが小松左京さん
がほんとに書きたかったことだが、その前の日本を沈没させるところで大ヒッ
トして、その先が書けなかったという。
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