話を戻すと、今回のニュートンにある地震予測は、今回の大震災を踏まえた
見直しが入ってないというから、基本的に
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巨大地震―地域別・震源、規模、被害予測 (ニュートンムック Newton別冊)
で紹介した
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巨大地震―地域別・震源、規模、被害予測 (ニュートンムック Newton別冊)
[大型本]
と同じだろう。目次などは、
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Newton別冊 巨大地震
あ、ただ今、品切れ中!だって。
アマゾンだと、中古品14点¥ 2,900よりだから、定価2,415円より高いね。
今回の大震災を踏まえた見直しが入ると、各地の被害想定ももっと大きくな
るでしょうね。
東海地震と津波で、浜岡原発が大丈夫かと話題になっているが、福島第一原
発みたいに中途半端に残るから問題になるなどと、言い出したりしてね。
いっそ、大津波で原発施設は、原子炉から何から波にさらわれてなくなって
しまったら、話が早いね。
いやあ、どうやら、原発丸ごと、日本海溝の深いところまで沈んだみたいな
んですわ。ということで、もう大丈夫。福島みたいにはなりません。\(^O^)/
廃炉にする費用も、核燃料の最終処分費用もかからず、いいこと尽くめ。大
津波様々ですわ。\(^O^)/
そうそう。相手の力を利用して投げ飛ばす合気道みたいなもんです。日本武
道の神髄が凝縮された設計の原発だったということです。\(^O^)/
海洋汚染? 長期的な健康被害? いやあ、なにせ、人間必ず死にますから
ね。生きていること自体が、長期的な健康には一番悪い! そう考えれば、何
の問題もない。\(^O^)/
こういう話になったりして。
日経サイエンス2011年6月号も、渾身の特集。
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日経サイエンス 2011年 06月号
毎号のように、編集長の中島林彦さんの精力的な取材と執筆には感心という
か、あきれるが、今回もすさまじい。よくこんなに調べて書くよ。プロはすご
い。
目次などは、
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日経サイエンス 2011年6月号
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東日本大震災 鳴らされていた警鐘
中島林彦(編集部)
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科学者の思考停止が惨事を生んだ
滝 順一(日本経済新聞)
は、無料で全文がダウンロードできるようになっている。
いよ、太っ腹!
メタボのお前がいうな。
すみません。
「東日本大震災 鳴らされていた警鐘」は、地道な調査・研究がとても重要
なことを教えてくれる。
東北大学、産総研(産業技術研究所)、大阪市立大学の研究者たちが、貞観地
震や貞観津波の痕跡を追跡していく過程は執念そのもの。調査時の写真が出て
いるが、大変だっただろうなと思う。
これらの研究成果を踏まえて、今年の4月、国の防災計画を立てる基礎デー
タが改訂されることになっていたが、地震と津波は待ってくれなかったと。
そう。自然は無慈悲だよ。
「科学者の思考停止が惨事を生んだ」は、政府、東京電力(東電)、科学者が、
いかに思考停止になっていたか。というか、政府自民党、東電は巨大な利権構
造を温存したかったことを科学の立場から指摘したもの。
2009年には、産総研の活断層・地震研究センター、岡村行信センター長が、
東電が行なっていた福島の原発の再評価に、貞観津波の調査研究が反映されて
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