ASAHIネット(
[URL] )のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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管理工学研究所時代、日本語入力フロントエンドプロセッサ(FEP)、仮名漢
字変換ソフト「松茸」の辞書作りに活躍してもらった元同僚の大島玲子さん。
大島さんは、岩波国語辞典の編纂をした国語学者である水谷静夫さんのお弟
子さん。
吉村鐵太郎さん、芝原茂さんの葬儀で、何10年ぶりかでお会いした。
その後、メールを頂戴した。
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私の先生の新書が出たのでよかったら読んでみて。
[URL]
もうじき『岩波国語辞典』の第七版三刷が出ます。
[URL]
常用漢字の追加をしているので、
もし購入するなら奥付の「三刷」を確認するようにね。
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[URL]
曲り角の日本語 (岩波新書) [新書]
水谷 静夫 (著)
岩波書店にある紹介。
[URL]
曲り角の日本語
水谷静夫著
(新赤版1304)
[URL]
岩波 国語辞典 第7版 普通版 [単行本]
西尾 実 (著, 編集), 岩淵 悦太郎 (編集), 水谷 静夫 (編集)
リンクを出したけど、アマゾンで買うと、三刷かどうかわからないので、店
頭で確認して買う方がいいですね。
関連して、大島さんはいまは博多弁の修行中。彼女は、元々、全然、九州と
は関係ありません。
芝原ご夫妻に習っていた。
メールに博多弁があったので、おれが偉そうに添削し、ネイティブの博多弁
には、まだまだ修行が必要やねなどとほざいた。\(^O^)/
おれだってネイティブじゃないのに。^^;
ついでに、北九州弁も教え込もうとした。語尾に「っちゃ」を付ければ、大
体、北九州弁になる。
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ホットコーナーのお父さんの記事、今日読みよったよ。
本当に本当に悲しかね。
大島
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男言葉なら、
ホットコーナーのお父さんの記事、今日読んだったい。
女言葉なら、
ホットコーナーのお父さんの記事、今日読んだとよ。
かな。
1文にするなら、
ホットコーナーのお父さんの記事、今日読んだばってん、本当に本当に悲しか
ね。
北九州弁。
ホットコーナーのお父さんの記事、今日読んだっちゃ。本当に本当に悲しいっ
ちゃねえ。
中村(show)
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門司でも「だっちゃ」を使うとね。
富山と似とる。
『うる星やつら』でラムが「だっちゃ」を使うとったやろ?
あれは高橋留美子が富山出身やったから。
大島
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「だっちゃ」というより「っちゃ」をよく使うっちゃ。
中村(show)
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関連して、女子高生は、やっぱりすごいなと思ったのが、
[URL]
これが九州方言の底力! [単行本]
九州方言研究会 編 (著)
に出てくる話。
各地の方言を自由に混ぜている。
北海道弁の「なまら」と佐賀弁の「がばい」を合わせて、
「なまらがばい」
とかね。
本書には、日本各地に残る方言は、その昔、京都に都があったころ、都の言
葉が地方に伝わり、そこで定着したので、由緒正しい古い言葉が残っていると
いう話が出ています。柳田國男の説だったかな。
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