水谷静夫「曲り角の日本語」、岩波国語辞典第七版三刷
2011-04-28


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 管理工学研究所時代、日本語入力フロントエンドプロセッサ(FEP)、仮名漢
字変換ソフト「松茸」の辞書作りに活躍してもらった元同僚の大島玲子さん。
 大島さんは、岩波国語辞典の編纂をした国語学者である水谷静夫さんのお弟
子さん。
 吉村鐵太郎さん、芝原茂さんの葬儀で、何10年ぶりかでお会いした。
 その後、メールを頂戴した。
--- ここから ---
私の先生の新書が出たのでよかったら読んでみて。
  [URL]
もうじき『岩波国語辞典』の第七版三刷が出ます。
  [URL]
常用漢字の追加をしているので、
もし購入するなら奥付の「三刷」を確認するようにね。
--- ここまで ---

[URL]
曲り角の日本語 (岩波新書) [新書]
水谷 静夫 (著)
 岩波書店にある紹介。
[URL]
曲り角の日本語
水谷静夫著
(新赤版1304)

[URL]
岩波 国語辞典 第7版 普通版 [単行本]
西尾 実 (著, 編集), 岩淵 悦太郎 (編集), 水谷 静夫 (編集)
 リンクを出したけど、アマゾンで買うと、三刷かどうかわからないので、店
頭で確認して買う方がいいですね。

 関連して、大島さんはいまは博多弁の修行中。彼女は、元々、全然、九州と
は関係ありません。
 芝原ご夫妻に習っていた。
 メールに博多弁があったので、おれが偉そうに添削し、ネイティブの博多弁
には、まだまだ修行が必要やねなどとほざいた。\(^O^)/
 おれだってネイティブじゃないのに。^^;
 ついでに、北九州弁も教え込もうとした。語尾に「っちゃ」を付ければ、大
体、北九州弁になる。
--- ここから ---
ホットコーナーのお父さんの記事、今日読みよったよ。
本当に本当に悲しかね。

大島
--- ここまで ---
--- ここから ---
 男言葉なら、
ホットコーナーのお父さんの記事、今日読んだったい。

 女言葉なら、
ホットコーナーのお父さんの記事、今日読んだとよ。
かな。
 1文にするなら、
ホットコーナーのお父さんの記事、今日読んだばってん、本当に本当に悲しか
ね。

 北九州弁。
ホットコーナーのお父さんの記事、今日読んだっちゃ。本当に本当に悲しいっ
ちゃねえ。

中村(show)
--- ここまで ---
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門司でも「だっちゃ」を使うとね。
富山と似とる。
『うる星やつら』でラムが「だっちゃ」を使うとったやろ?
あれは高橋留美子が富山出身やったから。

大島
--- ここまで ---
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「だっちゃ」というより「っちゃ」をよく使うっちゃ。

中村(show)
--- ここまで ---

 関連して、女子高生は、やっぱりすごいなと思ったのが、
[URL]
これが九州方言の底力! [単行本]
九州方言研究会 編 (著)
に出てくる話。
 各地の方言を自由に混ぜている。
 北海道弁の「なまら」と佐賀弁の「がばい」を合わせて、
「なまらがばい」
とかね。
 本書には、日本各地に残る方言は、その昔、京都に都があったころ、都の言
葉が地方に伝わり、そこで定着したので、由緒正しい古い言葉が残っていると
いう話が出ています。柳田國男の説だったかな。


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