宇宙を織りなすもの、続行中
2010-04-27


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
ブライアン・グリーン「宇宙を織りなすもの」再び、でも、また止まりそう
では、
[URL]
高橋洋一、須田慎一郎「偽りの政権交代」、斎藤貴男「経済学は人間を幸せに
できるのか」
で書いたように
[URL]
偽りの政権交代 財務省に乗っ取られた日本の悲劇 (単行本)
高橋 洋一 (著), 須田 慎一郎 (著)
[URL]
経済学は人間を幸せにできるのか (大型本)
斎藤 貴男 (著)
が来たから、中断しそうと書いたが、止まりませんね。
 もうちょっとと思って、読んだら、第6章のエントロピーと第7章の量子の
話は面白すぎるわ。
 ほんとに時間って何なんだろうね。
 第7章に出てくるホイーラーの遅延選択実験は、少しは知ってたけど、もっ
と先の話があるんですね。それがまたすごい。よくまあそんな実験を思いつく
し、よくまあちゃんと量子力学で計算した通りになるし、なにより、そんな不
思議なことが光子に秘められていたなんて。この場合は、森光子ね。\(^O^)/
 なんか、もう、狐につつまれたような話。
 でも、理屈としては、そうなるのも当然かもと思うし。
 それと波動関数の収縮問題、というか測定問題、というか観測問題、という
か解釈問題、というかボーアたちのコペンハーゲン解釈問題。
 たしかに、なんか気持ち悪いよね。アインシュタインが認めたがらなかった
はずだよ。
 デコーヒレンスの話もそういうことかと。
 標準の量子力学とは違うアプローチのボームの量子力学は、竹内薫の本で少
しだけ出てきたことがあったと思うが、本書の説明で、なるほど、そういうも
のなのかと。これまた、豪快な話ですね。
 さて、
[URL]
「アリエス」編集人の横山建城と申します
で、
--- ここから ---
コペンハーゲン解釈、エヴェレットの多世界解釈のほかに、干渉性を失った歴
史という解釈もあるようですね。おれには、区別がよくわからなかったけど。^^;
--- ここまで ---
と書いた、「干渉性を失った歴史」。これ、本書では、上巻340ページに
--- ここから ---
第四のアプローチは、イタリアの三人の物理学者、ジャンカルロ・ギラルディ、
アルベルト・リミニ、トゥリオ・ウェーバーによって開発されたもので、シュ
レーディンガー方程式を巧みに修正するという大胆な提案である
--- ここまで ---
と書いてある、ギラルディ=リミニ=ウェーバーの方法なんですか?
 たぶん、そんな気がするが。

 量子の非局所性は、無理矢理プログラミングの世界に置き換えると、ローカ
ル変数だけいじっているつもりが、それとエイリアスになっているグローバル
変数があって、書き換わっちゃう話みたいなもんだね。
 そんなグローバル変数があるのかどうか。地球の科学水準じゃ、まだわから
ないということだね。
 しかし、おれら、おとめ座銀河団の知性体は、地球でいう超ひも理論(超弦
理論)の超ひもは、LispのS式であることを知っているし、隠れたグローバルな
変数は、defvarされたスペシャル変数であることを知ってるもんね。
 要は、地球の物理学は、スタティックスコープ(静的スコープ)かつ有限なエ
クテント(変数寿命)の変数しかみえない技術水準。だから、ダイナミックスコ
ープかつ無限エクスエントの変数がわからない。あるいは、クロージャがわか

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