bit誌の連載「マルチパラダイム言語 TAO」が公開されている\(^O^)/
2010-04-02


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
---
 100万年ぶりに、
[URL]
NUE
に行ったら、一番下の部分で、竹内郁雄さんが、かつてbit誌で連載していた
TAOの連載が公開されていることを発見。
 ちょー、懐かしいです。TAO/ELISの中身がよくわかって、Lisp好きは、当時、
みんな、食い入るように読んでいました。

[URL]
マルチパラダイム言語 TAO
竹内 郁雄

 TAOは、LispマシンELISで動く、鵺的なんでもありLispで、Lispの関数型、
Prologの論理型、Smalltalkのオブジェクト指向の3つのプログラミングパラ
ダイムの調和平均を取ったLispだという触れ込みでした。
 たしか、おれ、ACMのSIGPLANで論文をみて、いきなり東洋思想が出てきて、
こんなのありかと思った記憶がある。
 あー、あったあった。
Major publications

97 I. Takeuchi, H.G. Okuno, and N. Osato: "TAO - A harmonic mean of
Lisp, Prolog and Smalltalk", SIGPLAN Notices, Vol.18, No.7 (1983), ACM.
にありますね。
 これこれ。ちゃんと、harmonic meanと書いてあるでしょ。調和平均。
 算術平均じゃなくて、ちゃんと3つのパラダイムの調和・融合ができている
というシャレなんです。

 あ、こんなのもある。
[URL]
The Evolution of Lisp
 あ、日本語訳がある。
[URL]
Lispの進化

 TAOが出てきた背景がわかると思います。

関連:
[URL]
Lisp特別イベント
[URL]
Gauche Night
[URL]
日本のLispマシン
[URL]
最近の雑誌から
[URL]
Lispの神様 竹内郁雄教授の最終講義。「初めての人のためのLISP 増補改訂版」

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