ハッブル望遠鏡で見る宇宙の驚異、目からウロコの宇宙論
2009-08-26


[URL]
ブライアン・グリーン「宇宙を織りなすもの」、その他宇宙の謎関連
で紹介した
[URL]
宇宙を織りなすもの 上 (単行本)
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
[URL]
宇宙を織りなすもの 下 (単行本)
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
や、何度も名前を出した
[URL]
ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く (単行本)
リサ ランドール (著), Lisa Randall (原著), 向山 信治 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳)
がヘビーで挫折した人は、本書あたりから出直すといいかも。

 本書で初めて知ったが、「宇宙」って言葉、すごいね。これ、漢代に書かれ
た「淮南子(えなんじ)」に「天地四方これを宇といい、古往今来これを宙とい
う」とあり、空間の広がりが「宇」で、時間の広がりが「宙」なんだそうです。
 つまり、「宇宙」という言葉は、空間だけではなく、時間も、すなわち時空
を表現しているのね。知らなかった。長生きはするもんじゃ。
 普通、「宙に浮く」というと、空間的に空中に浮いていることになるけど、
実は、時間的に浮いているのが本来の意味なのかな。「話が宙に浮く」といえ
ば、たしかに時間的に宙ぶらりんだもんね。あ、「宙ぶらりん」にも「宙」が
出てきた。

[URL]淮南子
をみると、この本、八紘一宇にも関係あるのか。この場合の「宇」は、たしか
に空間ですね。

 上の検索窓でこのブログを「宇宙論」で検索しもらうとほかにもいろいろ出
ると思うが、佐藤勝彦で検索して、この2つはと思うものを以下に。
[URL]
すばる、インフレーション理論、クェーサー
[URL]
佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」

戻る

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット