科学雑誌「ニュートン」2009年5月号は、時間論特集
2009-04-17


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 科学雑誌「ニュートン」2009年5月号は、時間論特集です。
 時間論、宇宙論大好き人間としては、即、買っちゃいました。
[URL]
Newton (ニュートン) 2009年 05月号 [雑誌] (雑誌)

--- ここから ---
なぜ,時間は巻きもどせないのだろうか?
時間は本当に実在するのか,それともただの“幻”なのか?
世界の物理学者たちが「時間の正体」を語る。
--- ここまで ---

 時間に関する、リー・スモーリン、リサ・ランドール、リチャード・ゴット、
ロジャー・ペンローズといった一流物理学者へのインタビューも載っています。
 リー・スモーリンは、ループ量子重力理論()ですね。スモーリンの名前を出
したことはないけれど、上の検索窓で「ループ量子重力」とやってください。
 リサ・ランドールは、「ワープする宇宙」ですね。上の検索窓で「ランドー
ル」や「ワープする宇宙」とやってください。
 ロジャー・ペンローズは一度くらい名前を出したことはあると思う。上の検
索窓で「ペンローズ」とやってください。
 リチャード・ゴットは、名前を出したことはないけれど、タイムマシンで有
名ですね。上の検索窓で「タイムマシン」とやってください。図解雑学のシリ
ーズでも、ゴットの「宇宙ひも」を使ったタイムマシンは説明してあった記憶
があります。

[URL]
ブライアン・グリーン「宇宙を織りなすもの」、その他宇宙の謎関連
で紹介した
[URL]
宇宙を織りなすもの 上 (単行本)
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
[URL]
宇宙を織りなすもの 下 (単行本)
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
は、読み始めて1章くらいで、ほかのことがいろいろ入ってきたので、中断。
 1章くらいは、時間と空間とは何かという歴史的な話。ニュートンの絶対時
間や絶対空間、アインシュタインの時空、そしてライプニッツの考えなど。
 「宇宙を織りなすもの」が難しい人は、「ニュートン」の特集を読むと理解
が進むと思います。

 もう少し、詳しい話、哲学的な話も含めて知りたいなら、
[URL]
「空間の謎 時間の謎」「論争する宇宙」再び
で紹介した
[URL]
空間の謎・時間の謎―宇宙の始まりに迫る物理学と哲学 (新書)
内井 惣七(著)
をどうぞ。
 ニュートンやライプニッツの話が出てきます。上記、リー・スモーリンは、
インタビューで、ライプニッツの考えにとても大きな影響を受けたと述べてい
ます。
 ほかに、
[URL]
橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
で紹介した
[URL]
橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
とかね。
 次の2つは未読。
[URL]
時間は実在するか (講談社現代新書) (新書)
入不二 基義 (著)
[URL]
時間を哲学する―過去はどこへ行ったのか (講談社現代新書) (新書)
中島 義道 (著)

 時間論に関係する話を、ニュートンの別冊で知りたいなら、

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