橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
2007-04-11


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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>標題: Re: 入門量子コンピュータ
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> 頭に浮かんだ流れ。
> ハイゼンベルク→シュレディンガー→シュレディンガーの猫は元気か
>→橋元さん。
> だんだん違う方へ向かうなぁ。
>
>逸脱の 穂高

 だいぶ古いものにコメントしてすみません。
[URL]
橋元淳一郎著「シュレディンガーの猫は元気か―サイエンス・コラム175」
ですね。

 穂高さんは、橋元さんのことよく知ってるんですよね?
 おれにとって、橋元さんは、ハードSF作家かサイエンスライターというイ
メージだったんだけど、この前、
[URL]
NHK教育、高校数学基礎
で、高校数学の受験参考書のコーナーに行ったことを書きましたが、そのとき、
物理の参考書で橋元さんの名前が出てるのを見つけてびっくり。カリスマ講師
ハッシーとかいって。\(^O^)/
 えっ! 橋元さんって、受験方面で超有名人だったんだと認識を新たにしま
した。
 たしかに、大きな書店の物理学のコーナーに行くと、
[URL]
橋元淳一郎著「単位が取れる力学ノート」
など大学生向けの参考書もあるんですね。
 ああ、いかん、いかん、この単位が取れるシリーズ揃えようかと一瞬思った。
危ない危ない。本がたまるばかり。でも、株が上がれば、いいか。\(^O^)/

 橋元さんは、最近、
[URL]
橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
を出しています。
 おれ、現代物理学と東洋哲学を理解していない人の時間論は、信用していな
いんです。^^; 多くの哲学者の時間論はそうですよね?
 時間論だけじゃなくて、現代物理学と東洋哲学を理解していない哲学者のい
うことは信用していないのかもしれない。^^;
 その点、この本は、相対性理論、量子力学はもちろんのこと、仏教哲学の唯
識論も出てきて、非常に楽しかった。
 竹内薫さんの時間論は、
[URL]
竹内薫著「図解入門 よくわかる最新時間論の基本と仕組み―時間・空間・次
元の物理学」
 これも物理学をベースにしたものですが、心理学的な話があったと思う。そ
れがなんか面白かった。もう忘れたけど。\(^O^)/
 最近だと(といっても、もう半年以上前なのか^^;)
[URL]
「空間の謎 時間の謎」「論争する宇宙」再び
で触れた
[URL]
内井惣七著「空間の謎・時間の謎―宇宙の始まりに迫る物理学と哲学」
ですかね。

 時間論は、面白いんだけど、どれを読んでも、最後は、なんか、わかったよ
うなわからんような肩透かしを食らった感が残りますね。
 ま、地球人の時空の理解は、やっと超ひも理論やループ量子重力論や因果的
ダイナミック単体分割(CDT)といってる程度だから、仕方ないね。逆に、そん
な貧弱な理解で、ここまでよくやってるよと思うけどね。
 エラソーに。お前、もっと知ってるのか。
 当然、知ってるよ。おれは地球人じゃないから。
 じゃ、何人(なにじん)なんだ。
 お、おれ? 有名人。(Copyright (c) 中村裕一郎)
 いや、そんなネタはいいよ。何人(なにじん)なんだよ。

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