ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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コンサイスアルバムディクショナリー
とも関連と思う。
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画本厄除け詩集 (単行本)
井伏 鱒二 (著), 金井田 英津子
を買ってくださった人がいて、これ、かっちょいいですね。こういうコラボは
いいですね。
おれ、教養がないから。
いつから?
今日よー。
こればっか。
ってなわけで、初めて知ったが、「サヨナラダケガ人生ダ」は、井伏鱒二だ
ったのか。
よかったあ、長生きしてて。^^;
画家にイメージを固定されたくなくて、詩だけがいい人は、
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厄除け詩集 (講談社文芸文庫) (文庫)
井伏 鱒二 (著)
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井伏鱒二全詩集 (岩波文庫) (文庫)
井伏 鱒二 (著)
をどうぞ。
「画本厄除け詩集」を出しているパロル舎は、金井田英津子さんのシリーズ
を出していますね。
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猫町 (単行本)
萩原 朔太郎 (著), 金井田 英津子
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夢十夜 (単行本)
夏目 漱石 (著), 金井田 英津子
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冥途 (単行本)
内田 百けん (著), 金井田 英津子
萩原朔太郎の猫町なんて、タイトルだけで陶酔しちゃうな。
内田百けんの「けん」の字は、Unicodeにはあるけど(U+9592)、フツー、入
力できないし、表示もできないことが多いから、ここでもひらがなにしておき
ます。
SMAPの草なぎ君の「なぎ」もそうだね。U+5F45です。
では、以下、文体を少し変えて。
漢詩と絵の組み合わせで思い出したのが、高校時代の漢文の先生。
たしか、吉本先生とおっしゃった。当時ですでに年配の先生であったが、漢
文の教え方は上手であった。いまにして思えば、中国文学に詳しかったのだろ
うし、中国文学にも生徒にも教育にも、熱意と愛情があったのだろう。
先生は、旅行に行くと、水彩か色鉛筆かは忘れたが、スケッチブックにささ
さっと絵を描き、それに詩を添えるとおっしゃった。
そのスケッチブックを、授業中に見せてもらえた。
鮮やかな色遣いの絵と、文語調というのか、漢文を読み下したときのような、
リズムのいい文章の詩であった。俳句や短歌を添えたものもあったと記憶して
いる。
見えたものを自然に描いたとしても、そこは先生の目と心を通した表現であ
るから、写真とは違う味わいがある。それに詩まで添えてあるのだから。
ああ、あの鮮やかな色が目に浮かぶ。ああ、あれは、たしか、広島の路面電
車を描き、詩を添えたものだった。
いま、思い出せば、なんて贅沢な旅なのだろう。
あちらこちらに時間に追われて移動し、アリバイ作りのように記念写真を取
るのを旅行などと称して恥じない小生からすれば、真の贅沢とはこのこと。う
らやましい限り。
まず、スケッチする時間、スケッチする能力、詩を生み出す時間、詩を生み
出す能力。最低、これだけはないとできない旅だ。
時間はなんとか都合をつけても、悲しいかな。小生には、スケッチする能力
も詩を生み出す能力もない。
この半年から1年ほど、ここで話題にしていることに引きつけていえば、真
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