西健一郎「日本のおかず」、おつまみ横丁
2009-02-25


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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TBS「情熱大陸」の勝間和代発言
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多少反論めいたものをば
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文藝春秋2008年12月号の本の特集
で書いた、勝間和代のTBS「情熱大陸」での、自分の子供に何を食べるか決め
させるのに、「1円当たり何カロリーになるか計算して、一番カロリーが高い
ものにしろと教え込んでいる。それが子供のときから経済感覚を身に付けさせ
ること」などというバカな発言。
 ほかの話題とともに書こうと思っていたけど、ちょうど、さっき、NHK「仕
事の流儀」に、新橋にある割烹の名店「京味」の西健一郎さんが出ていたので、
料理に関してだけ。
 あの発言から推測すると、勝間さんって、まともなもの食ってないと思うし、
何より子供にまともなものを食わせてないだろう。まともなものを食わせてい
たら、あんな発言が出るはずがない。あんなに本を読んでいながら、この数年
話題の食育という言葉も知らない?
 ここでいうまともなものというのは、決して高価な料理のことではない。家
庭で主に母親が作る手間をかけ、愛情を込めて作るおかずのこと。

 昨年の
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週刊ダイヤモンド2008/07/21号
で、食の特集をやっていた。経済的な話より、家庭における食の崩壊の話が面
白く、それに対する警告の形で西健一郎さんの談話が出ていた。
 簡単にいうと、無差別殺人をはじめ世の中がおかしくなっているのは、家庭
でまともなものを食ってないからじゃないかと。少しでもまともなものを食っ
てもらえるように本を出したと。そんな話だったと記憶している。
 それが、
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日本のおかず (単行本)
西 健一郎 (著)

 たまたま週刊ダイヤモンドの特集の前に、本屋で本書をみかけて、眺めてみ
たらよさげだったので、買って帰って、煮物をいくつか作ってみた。
 西さんの考え方はシンプル。レシピもシンプル。おれは行ったことはないが、
絶賛されている「京味」のレシピだから、高度な技術が必要だったり、凝った
作業が必要なレシピかと思ったら、予想外にシンプル。おれでも作れるように、
シンプルにしてくれたのかもしれないが。^^;

 作ってみておれが気づいたのは、みりんはほとんど使わない一方、酒は他の
人のレシピより多めだということ。
 それから、肉や魚と野菜を炊くときは、出汁は使わない。肉や魚から出るう
まみで十分。出汁は余計という考え方。
 博多のがめ煮(一般的には筑前煮という)を作るとき、おれは出汁(あごがあ
るときはあご出汁)を使っていたけれど(母、姉、妻もそうだった)、西さんの
レシピに従って出汁なしでやってみたが、これもうまい。
 最近、料理の本やキッチン用品を買ってくださる人がちょくちょくいるが、
そういう人にはお薦め。料理初心者でも大丈夫と思うが、料理の基本を全然知
らないのなら、別の入門書が必要。といっても、ちょっとしたおつまみが作れ
るなら、本書の料理は十分作れる。おれでもうまく作れるくらいだから。

 でも、内緒の話だけど、実はおれは料理のプロだよ。\(^O^)/
 よい子は、信じちゃいけません。
 ま、でも、姉が栄養士で料理学校の先生もやってた(教え子が北九州の有名
なところで料理長をやってたりする)し、総菜の店もしばらくやっていたこと
もあるくらい料理好きだったから、おれも子供のころは、下ごしらえをよくや

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