ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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[URL]
文藝春秋2008年12月号
は、「立花隆 vs 佐藤優 21世紀図書館 必読200冊」と「死ぬまでに絶対読み
たい本」という特集。
「立花隆 vs 佐藤優」は、やっぱ、哲学や宗教や社会思想など思想書が多い
ね。ほとんど読んでないし、いまさら読む気もあまり起きないなあ。おれ、そ
ういう方面は仏教哲学でお釣りがきてるから。
佐藤さんが拘置所で隣になったこともあった連合赤軍の坂口弘の話も出てま
すね。
おれ、3年前に
[URL]
鈴木宗男と佐藤優「国家の罠」(新潮社)
で書いてますね。
あ、これ、読み直して思った。小室哲哉は、正月の特別配給の食事、食える
んだろうか。食えるんなら、ちょっとうらやましい。^^;
佐藤さん、数学、勉強し直してるんだね。おれと同じじゃん。佐藤さんとお
れ、同い年んだけど、大体、50歳になると数学やり直したくなるのかな。音楽
もやり直したりしてたら、まさにおれと同じだね。おれの場合、年取って、体
と脳が動かなくなってるのを自覚して、いま、やっとかないと2度と楽しめな
くなるという焦りがあるからだけどね。
数学の話のところで、立花さんは、
[URL]
数学 その形式と機能 (単行本)
ソーンダース マックレーン (著), Saunders Mac Lane (原著), 赤尾 和男
(翻訳), 岡本 周一 (翻訳)
を挙げて、
「数学っていまものすごく幅が広くなっていますから、全体的に誰も論じられ
ない。それぞれの分野でそれぞれの数学が必要になっているんです。『数学
その形式と機能』という本は、ありとあらゆる領域の数学の本質部分をすごく
うまく解説してあるんで、基礎的にはいちばんいい本です」
と推薦しているけど、アマゾンで検索してびっくりしたのが、著者のソーンダ
ース・マックレーンは、
[URL]
圏論の基礎 (単行本)
S.マックレーン (著), 三好 博之 (翻訳), 高木 理 (翻訳)
を書いた人と同じ人ですよね。
そうか、この本の著者なのかと思った。
というのは、プログラミング言語Haskellといえばモナド。モナドといえば
圏論ですよね。
あれ、上のGoogleの検索窓で「圏論」で検索しても、
[URL]
ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門
も引っかからなかった。「Haskell」で検索してやっと見つけた。なんか、検
索が変だね。
それだけじゃなくて、まだ、渋谷にブックファーストの大きな店舗があった
とき、きっと本書だったと思うのだが、圏論の本を、ぺらっと眺めて、ファイ
バー束とか出て、とてもついて行けないと思って怖くて飛んで逃げたことを書
いたと思ったけど、検索に引っかからない。jouwa/salonにも書いてないのか、
書いたけど表のウェブやブログに出してないのか、別の依頼原稿に書いたのか。
よーわからん。
あの体験も、少し数学やり直さないとまずいと思ったのに影響しているね。
それはともかく、「数学 その形式と機能」は高いですね。
もっと安くて手軽な本で、おれのお薦めは、
[URL]
1冊でわかる数学 (1冊でわかる) (単行本)
ティモシー ガウアーズ (著), Timothy Gowers (原著), 青木 薫 (翻訳), 上
野 健爾
論理学もというなら、同じシリーズからなら、
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