ブルックスの知能ロボット論、柴田正良「ロボットの心」
2008-12-25


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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[URL]
ロボット未来世紀、脳、身体性、知能ロボット、インテリジェンス・ダイナミ
クス

[URL]
瀬名秀明著「ロボット学論集」
を書いたせいで、そこに挙げた本をいろいろ買ってくださってますが、そこに
なかった本。それが、
[URL]
ブルックスの知能ロボット論―なぜMITのロボットは前進し続けるのか? (単行本)
ロドニー・ブルックス (著), Rodney Allen Brooks (原著), 五味 隆志 (翻訳)

 未読ですが、これ、買うでしょうね。

 ブルックス先生は、局所的な情報と反射のような単純な動きだけでも、かな
り複雑なことができるんだといって、昆虫ロボット作って、ロボットや人工知
能(AI)の世界に衝撃を与えた人ですよね。
 関節技みたいな名前なんです。出てこねえ。
 あ、包摂アーキテクチャか。英語だとSA(Subsumption Architecture)か。な
るほど、関節技と思ったのは、関節技はサブミッションだからなのか。おれの
脳は、言葉の字面じゃなくてやはり音のパータンの類似検索なのね。ダジャレ
検索だな。
 あ、
[URL]サブミッションホールド
をみると、関節技だけじゃなくて、絞め技も含めて、サブミッション、すなわ
ち、極技(きめわざ)なのか。
 これ、書いたっけ? おれ、高校の体育の授業で柔道があったとき、柔道部
の入江君から、送り襟絞めだったか。とにかく、頸動脈を極められて落ちまし
た。
 おれ、仰向けにされて、下から入江君が絞めたのね。
 入江君が、「正ちゃん、もう参ったしたほうがいいよ。もう落ちるよ。参っ
たしほうがいいよ」と言ってくれたのに、「いや」と言ったの。
 そしたら、入江君「じゃ、正ちゃん、落ちて」と言って、もう少し強く絞め
たの。
 落ちました〜〜〜〜〜〜\(^O^)/
 あの意識が、ふっとなくなっていく瞬間。ほんと、ブラックアウトするのね。
 柔道の先生が渇を入れてくれるまで、ほんとに意識が飛んでた。
 でも、チョー気持ちよかった。癖になっちゃいそうだったな。危ない危ない。

 アマゾンの素人評を読むと、ブルックス先生、お掃除ロボット「ルンバ」を
作った会社iRobot社のCTOなんだ。
 ルンバの中身のソフトは、Lispです。このことは、Lispの神様竹内郁雄さん
が、LLで紹介しました。調べたら、まだ、ブログやってないときなんだ。
 えーっ、なんか時間がおかしいよね。
[URL]
の「乳の詫び状(2004/11/27) 標題: Lispミーハー猿、しょの2」を読んでく
ださい。
 ゴミ掃除はLispに任せろ!だもんね。ほんと、爆笑でした。

 ついでのようで申し訳ないけれど、
[URL]
ロボットの心 (講談社現代新書) (新書)
柴田 正良 (著)
も売れていました。これも未紹介、未読。
 人間の心、意識とは何か。どこから生まれるのか。人間の知性とは何か。ロ
ボット(機械)に心をもたせることはできるのか。できるとすればどうやれば。
 これまた、シビアで深遠な話ですよね。こうやって内観ができるところは、
少なくともいまのところ、AIやロボットにない人間の特権的な能力です。

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