ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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ウェブでは昨日公開。昨日アサブロが調子悪くて今日転載。
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標題: Lisp, Prologネタ
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先日、新宿ジュンク堂に行って、その他のプログラミング言語の棚に行った
ら、あなた。
なぜか、日本語のProlog本が6,7種類並んでいた。
奥付をみると、20年くらい前の本をどこからか探してきたものらしい。
発行が、昭和60年や昭和61年とかなんだもん。
おお、若い業界と思っていたけど、昭和でっせ、昭和でっせ。もう平成も20
年経つんだね。
それらProlog本は、増刷しても昭和で増刷が終わるものがほとんど。でも、
1冊、1985年3月20日初版1刷発行、2007年3月25日初版16刷発行という、最近
まで増刷がかかって、16刷にもなっているロングセラー本があった。
それが、
[URL]
Prologプログラミング入門 (単行本)
安部 憲広 (著)
なんで、そんなにロングセラーなのか、さっそく買って、ざっと眺めました。
バックトラックやカットの説明が、図が多くて丁寧ですね。リスト処理では、
差分リストのことも書いてあるし、Prologと親和性が高い関係データベースの
話や、AIのフレーム構造の話もあるし、コンパクトながら、いい感じですね。
あ、いま、アマゾン調べたら、
[URL]
Prologで学ぶAIプログラミング―「論理プログラミング」「Prolog」の入門か
ら「人工知能」の基礎まで (I/O BOOKS) (単行本)
赤間 世紀 (著)
なんて本がある。2008年11月発行だって。
おお、日本でもいまProlog本が出るんだ。びっくり!
まあ、これも、おれさまが、
[URL]
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
で、Haskellやら関数型言語ばかり人気が出て、Prologなど論理型言語が忘れ
去られているのは、バランスを欠いている。まともなカリキュラムをもつ大学
なら、関数型だけ教えて論理型を教えないなどということはあり得ないと書い
たおかげだな。\(^O^)/
あと、コレクター趣味で、
[URL]
考える道具としてのLisp入門 (単行本)
難波 和明 (著), 安西 祐一郎 (著), 中嶌 信弥 (著)
と、
[URL]
関数プログラミング (情報数学セミナー) (単行本)
萩谷 昌己 (著)
「考える道具としてのLisp入門」は、Lispで学ぶ心理学シリーズの流れで。
「関数プログラミング」は、萩谷昌己ファンだから。
[URL]
Lispで学ぶ心理学
で書いたけど、Lispで学ぶ心理学第3巻。どこかにないですかね。
第1巻、第2巻もジュンク堂にきれいなのがあったのに、ソッコーで買わなか
ったから、逃したし。
神保町の古本屋に行けばあるんですかね。
Lisp本を多く置いてある古本屋って、どなたかご存じですか?
Lisp本といわず、コンピュータ関係の古本屋でもいいですが。
それから、日本で注文していた
[URL]
Garbage Collection: Algorithms for Automatic Dynamic Memory Management
(ハードカバー)
Richard Jones (著), Rafael Lins (著)
は、もう来ました。
手元に来て、意外だったのが、この本、とても立派なハードカバーなのね。
もっと、ちゃらいペーパーバックかと思っていた。
内容も立派。GCの歴史から手法からびっしり。アルゴリズムは、擬似コード
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