Re: 成功本はムチャを言う!?
2008-08-19


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。

[URL]
成功本はムチャを言う!?
の続き。

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標題: Re: 成功本はムチャを言う!?
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成功本を読むと成功するのではなく、成功した人が成功本を
書いてさらに成功するか、成功してもいない人が成功本を
書いて成功を目指すか、だけのことでは。
テレビなんて、飽きたらポイの世界だから、いつまで使って
もらえるかわかんないしね。若林なんとかいう株のプロとか
自称していた女性は、ブログに記事盗用疑惑が発覚したとか
で、まともなところは使わなくなったみたいですし。

で、何を言いたいかというと、成功とは「まぐれ」だ、と。
「まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」
ナシーム・ニコラス・タレブ(著) 望月衛(翻訳)
[URL]

株はともかく、FXは博打ですぜ。外国為替の将来見通しが
当たるヤツがいたら、政府や中央銀行が放っておきません。

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つばめどん

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標題: Re: 成功本はムチャを言う!?
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 いま出ている週刊ダイヤモンド2008/08/23号の「目利きのお気に入り」とい
う本の紹介コーナーで、丸善丸の内本店一般書籍売場売場長補佐の宮野源太郎
氏が、細谷功の地頭力や勝間和代のフレームワーク力の本とともに、
[URL]
3種類の日本教―日本人が気づいていない自分の属性 (講談社+α新書 393-1C)
(単行本)
島田 裕巳 (著)
を紹介しています。
 島田裕巳は、オウム真理教の件で叩かれて干されていましたが、最近は復活
してますね。去年から今年にかけて続々著書を出しています。
 ちょっと前のものだけど、
[URL]
創価学会 (新潮新書) (新書)
島田 裕巳 (著)
は、なかなかよかったです。
 で、「3種類の日本教」によれば、日本人は「サラリーマン系」「自営業・
自由業系」「公務員・教員系」に分けられると。
 宮野氏によれば、日本に一番多いサラリーマン系は、特異な存在で、
--- ここから ---
 そういう人たちが、会計士や弁護士、脳科学者など自営業・自由業系に属す
る人たちの手による自己啓発本に夢中になるのはなぜなのか。今、サラリーマ
ン系は、自らのありようについて深い迷いを抱え込んでいるとわかるのです。
--- ここまで ---
だそうです。
 ま、うまくカモられているってことです。サラリーマン系、やっぱ、奴隷で
すね。^^;
 大体さ、自分の生産性や生産効率を上げようなんて考えて、自己啓発本やら
知的なんとか本やらのクズ本に手を出す発想が、そもそも間違い。
 王侯貴族や資本家は、自分の生産性を上げようなんて考えないもん。家来や
部下や労働者や奴隷の生産性を上げることは考えてもね。
 その辺を考えるだけでも、あの手の成功本をいくら読んでも成功しないのは
わかると思うけど。発想の原点や次元が違うもの。
 以前、会計士や弁護士連中は制度によって守られているから、知的生産の必
要はないし、知的生産性ゼロなんて書いたでしょ。公務員・教員系も制度によ
って守られている。
 公務員・教員系や、自営業・自由業系でも制度によって守られている会計士
や弁護士連中の場合、制度によって守られている世界だから、自分の生産性を
上げると出世するメカニズムがあるわけ。そういう制度設計だから。
 勝間和代には利己はあっても利他はないというのも、利己でやっていける世

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