ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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さっき、水文学(すいもんがく)のことを書いて、
[URL]
日経サイエンス2007年5月号
のことで思い出した。
この号の特集は、「湯川秀樹 生誕100年」です。以前書いた
[URL]
日経サイエンス、朝永振一郎生誕100周年記念号
に続いての特集ですね。
中でも、シカゴ大学の南部陽一郎先生の「湯川と朝永から受け継がれたもの」
が面白かった。研究のやり方の分類があって、湯川型、アインシュタイン型、
ディラック型と分類しているんです。
ディラック型があるというのが、個人的にはうれしいです。\(^O^)/
ところで、南部陽一郎先生は、なぜ、ノーベル物理学賞を取ってないの?
自発的対称性の破れ、カラーによる強い力の解釈、ひも理論など、いくつも
重要な概念を提唱してきたわけでしょう?
素人には、よーわからんが、ぼくらが幸せなのは、南部先生による一般向け
入門書が、講談社ブルーバックスに入っていることです。いまは昔出ていたも
のが、改訂されています。
[URL]
南部陽一郎「クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか」
これ、名著です。
大学のときかな。初版を見つけたとき、こんな世界的な偉い先生が、よく、
ブルーバックスに書いてくださったなあとびっくりした。ブルーバックスファ
ンのおれは、感涙にむせびましたね。
いってみれば、アインシュタイン先生が、おれのブログにコメントつけてく
ださったみたいもんで。
おいおい、それ、失礼。南部先生、アインシュタイン先生、講談社ブルーバ
ックス、全部に失礼だから、気をつけろよ、お前。
頼んだ編集者も偉いが、受けた南部先生も偉いよね。もし、南部先生からブ
ルーバックス、ご指名だったら、もっとすごいね。\(^O^)/
いってみれば、ディラック先生が、おれのブログに、
もう、いい加減にしなさい。\(^O^)/
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