日経サイエンス、朝永振一郎生誕100周年記念号
2006-12-07


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 書こうと思って忙しくて書けなかったけど、さっき、思い出したので、勢い
で。
 朝永先生と「くりこみ」については、もう2号前になるけど
[URL]
日経サイエンス2006年11月号
が、朝永振一郎生誕100周年記念号です。
 「くりこみ」の話もあるんだけど、爆笑だったのは、この前ノーベル賞をと
った小柴昌俊先生の
[URL]
朝永先生に酒を学んだ30年

 まぁたまた、小柴さん、ウケようと思って、こんなタイトルつけやがって。
 などと思って読んだら、ほんとに、酒のことしか書いてない。\(^O^)/
 上記、リンクにある冒頭部分の抜粋にもあるけど、お二人が初めて出会うの
が防空壕なんですね。時代ですよねえ。
 物理を志してるのに、朝永先生の名前を全然知らないのも、なんだか、小柴
さんらしい気もするし。^^;

 以後、何かといえば酒を飲む間柄になる。でも、物理の話はしなかったらし
い。そして、とても書けないような話はしていたらしい。おそらく、墓場まで
もっていく類の話なんだろうね。
 酒の話しか書かない小柴さんも小柴さんなら、朝永さんも朝永さん。
 ある教え子の結婚式のスピーチで、新郎には物理を教えたが、小柴君には酒
しか教えていませんなどと話してるんだもんね。
 ほんとにそうだったんだろうね。そういう二人がノーベル賞だもんね。
 大成するには、こういうある種の鈍さ、大陸的な大らかさが必要なんだろう
なと思いましたね。

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