国立天文台のすごいソフト Mitaka
2007-03-16


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 さっき、
そのころ、おれは国立天文台のMitakaを使って銀河の観測を行い(爆)、銀河に
も超絶関数があることを発見。
などとギャグに使ったMitakaは、真面目にすごいソフトです。
 Google Mapsは地球上のあらゆるところに飛んでいけるサービス。いまは、
月バージョンのGoogle Moonもあります。

[URL]
Google Maps
[URL]
Google Moon

 この種のソフトとしては、NASAのWorld Windも有名です。
[URL]
NASAのWorld Wind

 もう1年も前になるのか。解説本
[URL]
古籏一浩著「NASAが作った究極の衛星地球儀ソフト World Wind」
を、
[URL]
ちょっと気になる本
で紹介しています。
 いまは、バージョン1.4なので解説本とはだいぶ違ってきているかもしれま
せんが。

 で、Mitakaです。これ、国立天文台の4次元デジタル宇宙プロジェクトで開
発しているソフトで、宇宙のいろんなところに自在に飛んでいけます。データ
は、Sloan Digital Sky Survey (SDSS) など、本物の観測データです。
 SDSSは、宇宙の詳しい地図を作るプロジェクトです。
 ほぉ、
[URL]
SDSS SkyServer
なんてのもありますね。

 宇宙の地図といえば、国立天文台でやっている、天の川銀河の詳細地図を作
るプロジェクトVERAのお忘れなく。
[URL]
「おれも天文学者だ」シリーズ第2弾
をどうぞ。過去に書いた「三鷹ネットワーク大学」ネタは、
[URL]
をどうぞ。

 あのね、みなさん、知ってます?
 我々の宇宙って、いわゆる普通に物質と呼ばれるものは、宇宙の質量(=エネ
ルギー)のたった4%しかないんですって。つまり、地球や太陽や銀河や銀河団
や超銀河団などをみんな合わせても、宇宙全体の重さの4%にしかならないんで
すって。
 じゃ、残りはというと、暗黒物質(ダークマター)と呼ばれるものが、23%だ
ったかな。さらに残りの73%は、謎のエネルギーであるダークエネルギーだそ
うです。
 ま、おれにいわせりゃ、ダークマター、ダークエネルギーの正体は、
[URL]
小林信彦著「唐獅子株式会社」
に出てくるダーク荒巻なんだけどね。\(^O^)/
 この話、
[URL]
谷口義明著「暗黒宇宙の謎」
で書いたのは、もう1年半も前なのか。時が経つのが早すぎる。^^;

 あ、肝心なことを忘れてた。^^;
 Mitakaは、
[URL]
にあります。
 宇宙を飛び回ると気持ちいいよ〜〜〜〜〜〜。
 まるで、ピカード艦長たちの新スタートレックに登場する、時空を自由に操
る超生命体Qになった気分。\(^O^)/

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