C++17まで対応の「C++ポケットリファレンス」の改訂第3版が出ていたことに、やっと気づいた\(^O^)/
2019-02-27


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonから。
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 アンテナハウスのメイン言語は、C++。次にJava。
 あとは、社内で使う分は、Scala, C#, JavaScript, Python, Ruby, Perl, PHP, Objective-Cなどなど、いろいろ。
 C++が書ける即戦力の人は歓迎ですので、
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 さて、C++の日本語のいい本がないのよねえ。

 「基礎からしっかり学ぶC++の教科書 C++14対応」
で、ざっと入門したあと、
「Effective Modern C++ ―C++11/14プログラムを進化させる42項目」
に進む前に、読むとよさげな本、特にC++17までカバーしたのが。
 「Effective Modern C++」は、Modern C++を一通り理解している人に向けて、落とし穴や、より効率的な書き方を解説してあるものなので、Modern C++を一通り理解してない人、ラムダやクロージャ、STLのデータ構造やアルゴリズム、テンプレートプログラミングといったことを知らない人には、話が個別的かつ専門的で、ちんぷんかんぷんになりがちと思う。
 「江添亮の詳説C++17」は、これも、C++11をよく知っている人向けで、C++17の新機能に偏りすぎで、optionalやstring_viewの解説は中級者にはありがたいけど、「メモリーリソース : 動的ストレージ確保ライブラリ」をはじめ、上級者向けの話が多いと思った。
 「Effective Modern C++」は、「江添亮の詳説C++17」のウェブ版をみながら、読むといいかもしれないけど。

などと思っていたが、久々に新宿紀伊国屋書店の4階、理工系図書のフロアをぶらぶらしていて、「C++ポケットリファレンス」の改訂第3版が出ていたことに、気づいた。
 2018年2月の出版だから、もう丸1年経ってる。だめじゃん、技評(技術評論社)。昔、おれが雑誌連載してたのに、連絡してこないとは、けしからん。
 いやいや、メルマガに出てたと思うよ。お前が、気がつかなかっただけで。
 がびーん、すみません。(>_<)

 紀伊国屋書店のC++の棚でも、ポケットリファレンスだから、大きさが少し小さいので、他の本の陰になっていて、最初、わからなかった。見つけて手に取ったときは、他の本に挟まれていて、窪みから掘り出した感じ。
 ざっと眺めて、これはよさげと思った。
 C++11からC++17まで、Modern C++を概観できるし、クックブックのように、やりたいことからどうコードを書けばいいのかが引ける作りにもなっている。一通り読み終わっても、手元に置いておけば、辞書的に何度も引いて使ったりできるだろう。
 詰め込んである内容に比べると、本の大きさもコンパクト。でも、ポケットに入る大きさではない。
 弁当箱ぐらいには大きくて、ぼくみたいな老眼にはつらいので、ぼくは技術評論社で電子書籍としてPDFとEPUBを買いました。\(^O^)/

■[改訂第3版]C++ポケットリファレンス
[URL]
[改訂第3版]C++ポケットリファレンス (POCKET REFERENCE) 単行本(ソフトカバー) 〓 2018/2/15
高橋 晶 (著), 安藤 敏彦 (著), 一戸 優介 (著), 楠田 真矢 (著), 湯朝 剛介 (著)

[URL]
[改訂第3版]C++ポケットリファレンス Kindle版
高橋 晶 (著), 安藤 敏彦 (著), 一戸 優介 (著), 楠田 真矢 (著), 湯朝 剛介 (著)

 技術評論社にある紹介。
[URL]
ポケットリファレンスシリーズ
[改訂第3版]C++ポケットリファレンス

 EPUB/PDFセットは、こちら。
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[改訂第3版]C++ポケットリファレンス
EPUB/PDFセット

■基礎からしっかり学ぶC++の教科書 C++14対応

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