世の中、突如、筒井康隆祭りだ。2年ぶりの新作、文學界2017年9月号、筒井康隆「漸然山脈」、群像2017年9月号、「ずっと大江健三郎の時代だった」、「創作の極意と掟」「繁栄の昭和」「農協月へ行く」「幻想の未来」池澤夏樹=個人編集 日本文学全集28に「魚籃観音記」
2017-08-08


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonから。
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 筒井さんのブログやASAHIネットの筒井康隆会議室で、筒井さんの新作が出るというし、あちこちからいろいろと本が出るというのを知っていて、先月、ちょっと暇ができたので、新宿紀伊國屋書店に、筒井康隆大人買い作戦に出た。
 「ちょっとちょっと、そこの店員のお嬢さん。お店にある筒井康隆、全部、持ってこいやー」というテンションで行ったが、なーんもない。
 店内の検索システムで調べても、出ているはずの本がが、なーんもない。
 帰ってきて調べたら、まだ出てなかった。\(^O^)/
 でも、やっと出始めた。\(^O^)/


■2年ぶりの新作、「漸然山脈」
 2年ぶりの新作、筒井康隆「漸然山脈」が、載っているのが、文学界2017年9月号。
[URL]
文學界2017年9月号 雑誌 〓 2017/8/7

[URL]
文学界
 このページ、いまは、2017年9月号。
 筒井康隆「漸然山脈」が、ちょびっとだけ読める。
 山下洋輔さんにアレンジを頼んだ、筒井さん作曲の曲も、そのうち、YouTubeに上がる予定というのは、ASAHIネットの筒井康隆会議室で、筒井さんと山下さんのやり取りでわかっています。

■リレー・エッセイ「私と大江健三郎」「ずっと大江健三郎の時代だった」
「群像」2017年9月号のリレー・エッセイ「私と大江健三郎」に、「ずっと大江健三郎の時代だった」。
[URL]
群像 2017年 09 月号 [雑誌] 雑誌 〓 2017/8/7

■創作の極意と掟 (講談社文庫)
 筒井さんが、おれよりおれのことをわかっている、素晴らしい解説を書いてくれたと絶賛した茂木健一郎さんの解説が読みたくて、買って読んだ。うまいこと、いろんな筒井作品を紹介していて、素晴らしい。
[URL]
創作の極意と掟 (講談社文庫) 文庫 〓 2017/7/14
筒井 康隆 (著)

[URL]
創作の極意と掟 (講談社文庫) Kindle版
筒井康隆 (著)

 「創作の極意と掟」は、感想というか、トークイベントのことを書いている。
[URL]
筒井康隆「創作の極意と掟」トークイベント。「ペニスに命中」のことも。

 「創作の極意と掟」は、初の文庫化と聞いて、えっ、そうなの?と思ったが、おれの勘違いで、それは、「着想の技術」だった。
 これ、たしか、学生時代か、たぶん、20代のとき、つまり、30年前に読んで、とても参考になった記憶がある。
 エッシャーの「昼と夜」を使ったカバーも気に入っていた。おれ、エッシャー、好きだから。

[URL]
着想の技術 ハードカバー 〓 1983/1
筒井 康隆 (著)

[URL]
着想の技術(新潮文庫) Kindle版
筒井 康隆 (著)

■繁栄の昭和
 「繁栄の昭和」は、もちろんハードカバーを買って読んでいるが、これも、筒井さんが、ぜひにと解説を頼んだ松浦寿輝さんの解説を読みたくて、まだ、買ってない。^^; でも、買いに行く。
[URL]
繁栄の昭和 (文春文庫) 文庫 〓 2017/8/4
筒井 康隆 (著)

 文藝春秋にあるハードカバーの紹介。
[URL]
繁栄の昭和 筒井康隆

 「繁栄の昭和」は、感想を書いている。

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