ASAHIネット(
[URL] )のjouwa/salonから。
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日本AIベンチャーの雄、Preferred Networks(PFN)が、総務省の開発指針に反対する理由でわかる官僚お得意のガイドライン行政の罠
の続き。
付け加えたほうがいいと思うことがあった。
業界団体を作らせて、そこに天下って、ガイドラインなども作らせて、裁量行政で業界ににらみを利かせ、権力を行使できるようにするのが、官僚お得意の技だと書いたが、技術的にも、足かせをはめられることがある。
こういう団体ができて、ガイドラインが作られるとき、その分野の最先端レベルを基準にガイドラインが作られることは、ぼくは、知らない。
大体において、中庸というか、あまり、最先端でないところが着地点になる。
これは、最先端を走っているベンチャーに対して、老舗や大企業が危機感を抱いて、なんとか、あの暴れ馬に縄をかけておとなしくさせたい、あわよくば、ガイドラインを決めるミーティングで、最先端技術を盗む、盗めないまでもヒントを得て、自分らの技術が最先端に追いつくきっかけにしたいとか、いろんな思惑があるから。
どんどん突っ走って、世界で勝負したいベンチャーにとって、まあ、メリットはほとんどない。会社を高く大企業に売ろうと思っていて、顔つなぎがしたいなら別だけど。
さてここからは、電子書籍の話。
--- ここから ---
そういうわけで、応援&ご祝儀で、PFNが作ったChainerを使ったディープラーニング本を買おうと思います。
[URL]
Chainerによる実践深層学習 単行本(ソフトカバー) 〓 2016/9/9
新納浩幸 (著)
[URL]
Chainerによる実践深層学習 Kindle版
新納浩幸 (著)
もし、ぼくがこの本の電子書籍を買うなら、オーム社でPDFを買います。
[URL]
Chainerによる実践深層学習
--- ここまで ---
ということで、オーム社で、電子書籍を買ったら、PDFだけじゃなくて、EPUBもKindleもありました。
PDFは、紙書籍と同様、ちゃんと索引もあるし、索引のページ番号のクリックで飛べるし、まっとうなPDF。
しかし、EPUBとKindleは、リフロー型だから、索引があるにはあるが、見出し語だけ。
これ、苦肉の策で、出版社、編集者、著者の誠意が出ているとも言えるが、やっぱりおかしい。
こういう不完全索引がついていて、一番落胆したのが、東洋経済新報社の日本史の本を買ったとき。それは、股の機械に。
内容は、以前、紹介して感想も少しは書いたつもりの
・TensorFlowで学ぶディープラーニング入門〜畳み込みニューラルネットワーク徹底解説
・Deep Learning Javaプログラミング 深層学習の理論と実装
・アルファ碁はなぜ人間に勝てたのか
.進化計算と深層学習 -創発する知能
に出てくるような話題が、Chainerをベースに解説してある。
個人的には、この4つで、ディープラーニング(深層学習)の入門は終わっているので、内容うんぬんより、電子書籍の出来が気になっていたし、ご祝儀としての気持ちが強いわけで、すみません。
詳しくは、目次を調べてください。
[URL]
TensorFlowで学ぶディープラーニング入門 ~畳み込みニューラルネットワーク徹底解説~ 単行本(ソフトカバー) 〓 2016/9/27
中井 悦司 (著)
[URL]
TensorFlowで学ぶディープラーニング入門〜畳み込みニューラルネットワーク徹底解説 Kindle版
中井 悦司 (著)
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