日経サイエンス、ニュートリノ物理学特集、消えた天才物理学者マヨラナ、マヨラナ粒子、マヨラナ質量
2013-07-25


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 この前、テレビのニュースで、ニュートリノのことをやっていて、へえ、珍
しいと思って、それで、日経サイエンス2013年8月号、ニュートリノ物理学特
集を思い出した。ちょっと感想を書こうと思った。
 ニュースはこれ。
[URL]
ニュートリノ 「電子型」への変化を初確認
 ニュートリノの型が変化する、ニュートリノ振動自体は、もう、確認されて
いたでしょ? そのうち、ミュー型から電子型に変化するのが、世界で初めて
確認されたということ?
 ニュートリノ振動の発見は、ノーベル賞ものといわれてたけど、戸塚先生は
亡くなったものね。ノーベル賞を受賞するのに、一番重要なのは、長寿ですよ
ね。
 日本がノーベル賞受賞者を増やすには、ノーベル賞を受賞しそうな人たちの
サイボーグ化を進めて、200歳くらいまで生きるようにせんといけんね。
 よし、情報省に任せろ。\(^O^)/

関連:
[URL]
ノーベル賞候補、戸塚洋二先生、お亡くなりに

 さて、日経サイエンス2013年8月号は、ニュートリノ物理学特集だった。
[URL]
日経 サイエンス 2013年 08月号

[URL]
日経サイエンス 2013年8月号
特集:ニュートリノ物理学

 これ、知らんことがいっぱい出てきたわ。一番、知らんのは、マヨラナ。
 何、それ? サヨナラ?
 いうと、思ったわ。
 おれは、マヨで始まると、マヨネーズかと思うわ。マヨネギとか。
 じゃ、マヨラナは、マヨネーズと何になるん?
 マヨネーズ、ラーメン、納豆かな。
 気持ち悪いわ。\(^O^)/
 マヨラナは、忽然と姿を消した天才物理学者のこと。マヨラナ粒子とか、マ
ヨラナ質量に名前を残しているんだって。
 それも初耳だったし、ディラック質量とかも、初めて聞いたわ。
 マヨラナさんについては、ちゃんと、タイミングよく本が出ていて、日経サ
イエンスにも広告が出ていた。
 その本がこれ。
[URL]
マヨラナ―消えた天才物理学者を追う [単行本]
ジョアオ・マゲイジョ (著), 塩原 通緒 (翻訳)
 竹内薫が、「物理屋でこの男の名を知らぬ者はいない」という推薦の言葉を
寄せていたが、おれ、知らんわ。
 いやいや、お前が、物理屋だったことは、1秒たりもない。
 1ミリ秒くらい、ない?
 ないない。1フェムト秒すらない。
 そうですね。\(^O^)/

 特集では、宇宙の不均衡を1としたら、対称性の自発的破れという革命的ア
イデアを出した南部陽一郎先生とともにノーベル賞を受賞した小林誠、益川敏
英両先生の小林・益川理論で説明できるのは、1000兆分の1とか、そういう話
も出ていた。あとから、そんなこと、言われてもなあ。
 そうよねえ。宇宙の始まりのとき、物質(粒子)と反物質(反粒子)が同じくら
いあったのに、いまは、物質ばかり。その不均衡はなぜ?という説明をつけた
のは、小林・益川理論みたいに、報道されてたでしょ。
 似た話は、ヒッグス粒子の大騒ぎでもあったわよ。質量は、ヒッグスが全部
与えてるかのような解説が満ちあふれて。
 そうそう、おれ、
[URL]
質量はどのように生まれるのか (ブルーバックス) (新書)
橋本 省二 (著)

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