ASAHIネット(
[URL] )のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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筒井康隆、大人買いと電子書籍。山下洋輔さんのエッセイ集も
の続き。
--- ここから ---
以前、数度メールさしあげた記憶がございます。
小倉在住、ハンドルshintaxです。
さて、筒井さんを取り上げるなら
俗物図鑑
だろ?
中村くんは、少し年下みたいだから同時代じゃ
ないのだろうけど、この作品は高校時代、つまり
70年代前半、授業中にまわし読みされてた伝説の
作品だよ。
他の作品は現実が追随してきて、後に筒井さんの
先見性が評価されることが多かったけど、これは
明石家さんまの「ホンマでっか!?TV」登場まで
40年を要したわけで…
構造的に「大いなる助走」の基礎となった作品。
どちらも恋愛部分が妙にまっとうというところが、
実はロマンチスト筒井さんの本質なんだよね。
ところで、門司北高校のとなりにあった土建屋=
ヤクザ(敷地内で土佐犬放し飼いにしてた)の
ことはご存じ?
わたくし、近所をロードレーサーで走ってて、
たまたま門が開いてて追いかけられ、時速70km
出した経験がございます。
門司の高校生はあんな人外魔境の学校行って、
そのうえ猛犬に襲われてかわいそうじゃのうと
思いましたね。
でわでわ。
--- ここまで ---
shintaxさん、
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筒井康隆、大人買いと電子書籍。山下洋輔さんのエッセイ集も
で、リストにしたのは、Kindle版があるんものだけ。
そうじゃなければ、もっと膨大なリストになる。
それをまとめられるのは、筒井康隆の作品収集・研究における銀河最強コン
ビの、筋金入りツツイストの平石さん、尾川さんだけ。\(^O^)/
関連:
[URL]
銀河最強コンビ
初期のスラップスティック(ドタバタ)短編集だけでも、好きな作品はいっぱ
いある。
ぼくの人生観、世界観に決定的影響を与えた「おれに関する噂」をはじめ、
いくらでも出てくる。
長編や連作短編でも、「夢の木坂分岐点」、「旅のラゴス」は大好き。
コンピュータが支配する世の中になったときに、かくあるべしと思ったのが、
「ホンキー・トンク」。
童話では、手塚治虫とのコラボ「イリヤムウロメツ」。
もちろん、「俗物図鑑」もそう。
ほかにもあるが、きりがないし、それらはKindle版がなかったから出してな
いだけ。
これらの作品は、すでにブログかウェブで言及していることが多いので、上
の検索窓で検索してみてください。
[URL]
おれに関する噂 (新潮文庫 つ 4-5) [文庫]
筒井 康隆 (著)
[URL]
夢の木坂分岐点 (新潮文庫) [文庫]
筒井 康隆 (著)
[URL]
旅のラゴス (新潮文庫) [文庫]
筒井 康隆 (著)
[URL]
ホンキイ・トンク (角川文庫 緑 305-5) [文庫]
筒井 康隆 (著)
[URL]
イリヤ・ムウロメツ [単行本]
筒井 康隆 (著), 手塚 治虫 (イラスト)
さて、shintaxさん、お気に入りの「俗物図鑑」。
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