IT断食、アップルとの正しい付き合い方、BRMS, 超高速開発、なうデータ研究所、Prolog, Lisp, Scala
2012-10-14


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
---
[URL]
週刊ダイヤモンド、日本を呑み込む支配者 アップルの正体
で紹介した
[URL]
週刊 ダイヤモンド 2012年 10/6号
は、読んだかな。

 本題の前に。
 上記で、
--- ここから ---
やっと、物書き経済学者の野口悠紀雄や
藤沢数希をはじめ、メディアに登場する経済学者、エコノミスト、アナリスト
など、上っ面をみるだけで、物事を見抜く力のない連中が垂れ流す、ナイーブ
(要するにバカ)な水平分業論やアップル論を超えるものが記事になったと思う。
--- ここまで ---
と書いた。
 ナイーブじゃない水平分業(記事では、垂直分業と水平分業とハイブリッドと
なっていたが、そんなのは我々の業界の人間なら、最初から気づいていること
だったが、それでも一般向けの雑誌でそういうのが出たのは、進歩と評価したい)
のAppleでも、製造を委託しているフォックスコン(Foxxcon, 経営難のシャープ
に資本参加するという台湾の 鴻海(ホンハイ)が本体)に、労働者の自殺が多い、
さらに最近、労働者による暴動があって製造が減産に追い込まれそうなど、
悪い話が出始めて、自社工場をもたないファブレス企業のリスクが取りざたさ
れるようになった。
 もうね。ちょっといいと褒めそやし、何かあると、やっぱりそれはだめだった
と言い出す。ビジネス誌やそこに救う経済学者、エコノミスト、アナリスト、
評論課の連中は、いつもこれ。評判の上げ下げで儲けてる。株屋と一緒。
 こいつらの言うことを、毎回、真に受けるのが馬鹿馬鹿しいというのも、
わかるでしょ。

 藤沢数希は、こいつもだめだと思ったのが、
[URL]
日本経済浮沈の命運を握る7大テーマの大激論!
論客のガチンコ対決で見えてくる経済迷走の“なぜ?”
「グローバル化で日本企業は生き残れるか」 
猪子寿之・チームラボ社長 vs. 人気ブロガー・藤沢数希
にあるように、AppleやGoogleがソフトウェア企業だと思っていること。
 バカだなあ。なんでこんなに何も観えてない奴が、メディアであれこれ嘘ば
っかりいうのかな。これじゃ、だめなんだってば。この国は腐ってるね。
 Microsoftがソフトウェア企業ならわかるよ。それも、いまや「だった」の
過去形になっているが。
 AppleやGoogleがソフトウェア企業だなんて、ITオンチなITの達人である経
済学者の野口悠紀雄や、Web 2.0のころ(こんな言葉があったなんて、もう忘れ
てるでしょ(笑))「ウェブ進化論」が売れた梅田望夫(こんな人物がいたなんて、
もう忘れてるでしょ(笑)。勝間和代という人がいたこともみんな忘れてるもん
ね(笑い))と、同レベル。何もわかってない。
 こんなバカな言説が流布して、信じるビジネスパーソン、もとい、カモリー
マン、もとい、バカがいっぱいいるから、そして、ビジネス雑誌やビジネス書
や経済論壇は、こういうレベルが蔓延しているから、日本はだめなんだってば。
 こいつら、改革を口にするくせに、自分の庭さえ改革できない。バカとハサ
ミは使いようというが、これじゃ、使えないよね。
 大体、この号の激論特集、冒頭が経済学者を自称するお笑いの池田信夫だも
ん。それだけで、レベルの低さがわかろうというもの。

 さて、上記、週刊ダイヤモンドの特集「日本を呑み込む支配者 アップルの
正体」で一番面白かったのは、実は、ドリームアーツ社長、山本孝昭の「アッ
プルにハマる大企業たち "IT断食"のすすめ」。
 いくつか事例がある。嗤った。

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