千夜一夜物語 バートン版、ボルヘス、ガルシア=マルケス
2012-10-02


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 だいぶ前、たぶん、半年以上前?に、メモを作り始めたが、ほったらかし。やっと、発作的に、まとめる気になった。

 千夜一夜物語の全巻セット、お買い上げありがとうございます。
[URL]
千夜一夜物語 バートン版 全11巻 [文庫]
 調べたら、補遺がある。
[URL]
アラビアンナイト物語 バートン版―千夜一夜物語拾遺 (角川文庫 リバイバル・
コレクション K 88) [文庫]
バートン (著), 大場 正史 (翻訳)

 全11巻にこれが含まれているかどうか。
 筑摩書房に行って、全巻のリストを見たが、補遺はない。独立した巻にはなってないが、内容的には全11巻のどれかに含まれている可能性はあるのかどうか。
[URL]
バートン版 千夜一夜物語 全11巻セット
大場 正史 翻訳

[URL]千夜一夜物語
を読んでも、事情が複雑すぎてよくわからん。
 バートン版の記述に、
--- ここから ---
バートン版は、特に性風俗に関して充実している詳細な訳注に特徴がある。また、他のどの版よりも収録物語数が多く、「もっとも完備している」と言われる。
--- ここまで ---
とあるね。
 興味チンチン\(^O^)/

 それにしても、アラジンの話は、バートン版の正編にはなくて、補遺の第6巻にあるそうな。ということは、前述の補遺も1巻ではなく6巻もあるの?
[URL]
バートン版アラビアン・ナイト(千一夜物語)のアラジンと魔法のランプについて

 筑摩の目次だと、第4巻に、
アラジン・アブ・アル・シャマトの物語
がある。これがアラジンの物語? これに魔法のランプもある?
 でも、
[URL]
バートン版 千夜一夜物語 4 (ちくま文庫) [文庫]
古沢 岩美 (イラスト), 大場 正史 (翻訳)
だと、アリババの話になっている。
 どういうこっちゃ?
[URL]
「バートン版 千夜一夜物語」 第1巻  <筑摩書房 文庫本>
には、第1巻から第11巻まで解説があるが、アリババは出てこないし、アラジンの話も、魔法のランプがあるのかどうかはわからなかった。

 あー、アリババを検索したら、補遺の第2巻が出た。
[URL]
千夜一夜物語拾遺〈第2〉アリ・ババと四十人の盗賊―バートン版
(1958年) (角川文庫) [古書] [文庫]
大場 正史 (翻訳)
 でも、全6巻あるという補遺の他の巻は、わからず。

 で、再び、
[URL]千夜一夜物語
を、読むと、
 偽写本の説明に、
--- ここから ---
原典となる写本が存在しない有名な話「アラジンと魔法のランプ」「アリババと40人の盗賊」の写本探しも行われた。これに伴い偽写本が作られるようになった。
--- ここまで ---
 最後の注に、
--- ここから ---
これらには「アラジンと魔法のランプ」、「アリババと40人の盗賊」のように本来『アラビアン・ナイト』に含まれない別系統の物語もある。
--- ここまで ---
とあるね。
 じゃ、筑摩の全11巻には、きっと、これらの話は入ってないのね。

[URL]
千夜一夜物語
をみると、

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