ドビュッシー「月の光」に挑戦中
2012-01-04


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 一昨年、2010年の発表会で、アラベスク第1番。
 去年、2011年の発表会で、夢(夢想)。
 と、なぜか、ドビュッシー路線を突っ走ってます。
 ドビュッシーは、ハーモニーが現代的。
 ラベルやドビュッシーは、ジャズやフュージョンでよく出てくるテンション
や分数コードを使いまくりなのが、気持ちいい。
 というか、歴史の流れでいえば、ドビュッシーやラベルが、ハーモニーの概
念を拡張して、ジャズやフュージョンは、それを拝借して、わかりやすく体系
化したというのが、正当な解釈でしょう。

 ベートーヴェンにも、お前、ここのハーモニーが直したほうがいいんじゃな
いかと、タイムマシンに乗って意見しに行こうかと思ったことがあったが、そ
れは股の機械に。

関連:
[URL]
ピアノ発表会。終わりました。
[URL]
菊池早江子ピアノグループ演奏会の結果

 今年は、「月の光」をやりたいと思って、少し、練習を始めた。
 聴いているだけじゃ、気づかないことがいっぱいある。楽譜を見ながら聴い
ていても、実際に弾いてみると大違い。おれは下手だから、なおさら、へえ、
こんな複雑なことを、プロはさらっとやるんだなと感心する。

 で、弾いてみて、しびれたのは、31小節目。
 その前の27小節目から、この曲の有名なモチーフ。低音からのアルペジオが
出てくる。それもちょー気持ちいい。しかし、31小節目はもっとちょー気持ち
いい。
 A♭9thのテンションが、サイコー。
 その前の30小節目もテンションを含んで下りてきて、そこにもってきて、一
気にこれですからね。
 興奮してTwitterでわめいた。ドビュッシーをドブッシーなんて間違えた。
そこを修正して。
[URL]
--- ここから ---
ドビュッシー、月の光、気持ちよすぎるわ、これ。特に31小節目の分数コード
というか、A♭9thは、弾いてて、ぞくぞくする。ここだけ何回も弾いて、射精
してます。\(^O^)/
--- ここまで ---

 これをみた小松さんが、えろいって。
[URL]
--- ここから ---
@shownakamura えろい
--- ここまで ---
 小松さん、ドビュッシーをドブッシーと書き間違えたのを、さらにプッシー
と読み間違えたんだろうな。そして、「弾いて」を「ひいて」じゃなくて、
「はじいて」と読んだんだろうな。
 結局、全部をまとめると、
「プッシーを何度もはじいて、射精してます」になる。\(^O^)/
 そりゃ、正月から、えろいわ。

 ミステリーはもう楽勝で10年以上全然読まないから、知らなかった。
 ドビュッシーの名前がついた、こんな作品がある。
[URL]
さよならドビュッシー [単行本]
中山 七里 (著)
--- ここから ---
第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。選考委員が大絶賛した話題の
感動作!
行間から立ち上るドビュッシー「月の光」や、ショパン「エチュード 10-1」
の美しい旋律。ピアニストを目指す少女、殺人、そして驚愕のラスト!
--- ここまで ---

 同じ中山七里さんで、ラフマニノフもある。去年の発表会で、菊池先生が一
曲、ラフマニノフを弾いた。すごかった。
 ああいうのを弾けるようになるのは、いつだろうな。

[URL]

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