井上ひさし作品のこと。
2010-04-15


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 ショックはショックながら、
[URL]
【井上ひさしさん死去】主な作品一覧
を眺めた。
 あ、いま、気づいたが、ここは、テキスト選択すると、WikipediaやGoogle
などですぐ検索できるようになってるのね。便利、便利。
 挙げてあるのは、主要作品だけだが、それでも、ほとんど読んでないね。学
生時代、だいぶつもりだったのに。
 戯曲で読んだ記憶があるのは、
1969年「日本人のへそ」
 70「表裏源内蛙合戦」
 73「藪原検校」
 84「頭痛肩こり樋口一葉」
 86「國語元年」
くらいか。

 小説は、もっと読んでいると思うが、そこにあるもので記憶があるのは、
1970「ブンとフン」
 81「吉里吉里人」
しかない。^^;
 90「四千万歩の男」
は、
[URL]
伊能忠敬、その感動とおれの第2の人生は\(^O^)/
で書いたように、老後の楽しみにしている。
 もう、老後になってるのかもしれないし、老後がないかもしれないが。

 あとはエッセイはだいぶ読んだと思う。日本語関係のエッセイではっきり書
名まで記憶があるのは、
[URL]
井上ひさし『私家版日本語文法』(新潮社)。
[URL]
井上ひさし『自家製文章読本』(新潮社)。
 この2冊は、
[URL]
数学者の密室
に出てくるね。そうか、電脳騒乱節で紹介していたのか。

 ところで、銀座だったと思うが、通りにある店の名前が全部出てくる作品は
何?
 新聞連載で、おれ、途中から読み始めて面白いので、切り抜きを始め、さら
に以前のものに遡って、スクラップブックに全部張り付けた記憶がある。あれ
は、高校生の頃か、大学生の頃か。
 あのころ、実家は、たしか、毎日新聞だったかな。
 と思って、実はこの3日間、喪に服しながらも、あの作品が何だったか探し
ていた。

[URL]
井上ひさし著書リスト
は、よくリストを作っているとは思うが、初出や新聞連載かどうかがわからな
い。
[URL]
都立図書館通信 (No.23)
に、
司書が選ぶ調べものに使える本(No.21)
◆『新聞小説史年表』高木健夫 編 国書刊行会 1987.5
なんてものがある。
 アマゾンにも、
[URL]
新聞小説史年表 (単行本)
高木 健夫 (編集)
というデータはあって、1987年出版の改訂版とあるが、取り扱い不能。
 週末に府中の中央図書館で、全新聞の朝刊、夕刊の縮刷版を10年分くらい全
部調べようかと思っていた。
 そんなこんなをやっていたら、千葉県市川市のOPACが引っかかった。
 あ、市川市って、漢字の回文だ。\(^O^)/
[URL]
市川の文学データベース
 これは、初出が出ている作品があって期待した。後にそれだとわかる「百年
戦争」は、2ページに出ているが、そこには新聞連載であることが書いてない。
よって、この時点では、百年戦争だとは思わず、スルー。
 ようやく、それらしいものがわかったのは、

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