大数学者の数学シリーズ、岩澤健吉著「代数函數論 増補版」
2009-12-10


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
---
 「大数学者の数学」というすごい名前のシリーズで2冊、本が出ています。
 ガウスとコーシーです。
[URL]
ガウス 整数論への道 (双書―大数学者の数学) (単行本)
加藤 明史 (著)
[URL]
コーシー 近代解析学への道 (双書―大数学者の数学) (単行本)
一松 信 (著)
 目次などは、
[URL]
ガウス/整数論への道
[URL]
コーシー/近代解析学への道
をどうぞ。

[URL]
現代数学社
というのは、初めて知った出版社です。
 現代数学社から出たばかりの
[URL]
数理哲人の闘う東大数学 ’09 (2009) (単行本)
数理哲人 (著), 米谷達也 (監修)
 最初、これ、覆面レスラーが表紙だから、キワモノの受験参考書で、単に受
験テクニックを教えるものかと思ったの。
 でも、
[URL]
数理哲人の闘う東大数学09 講義DVD2枚つき
をみると、そうじゃないみたいですね。
--- ここから ---
(東大の数学の)問題の発するメッセージは,数学の正しい学び方や,懐疑的精
神を獲得することの重要性を伝えるものである。このように東大入試は,日本
の高校数学を牽引する社会的影響力をもつ。
--- ここまで ---
 これをDVD2枚の講義で、解説するそうです。
 「覆面の貴講師・数理哲人のデビュー戦である」だって。
 貴講師というのがベタだけど、いいなあ、これ。ボーナスが出たら、発作的
に、ご祝儀で買うかも。^^;
 数学の本で、覆面レスラーは初めてでしょう。というか、理系の本で覆面レ
スラーってあるのか。
 オライリーの動物シリーズみたいに、覆面レスラーのシリーズっていいかも
ね。それぞれ覆面が違うの。
 おれ、「けっこう仮面」の表紙の本ならすぐ買う。\(^O^)/

 現代数学社は、数学の月刊誌も出しているんですね。
[URL]
理系への数学 2009年 12月号 [雑誌]
 この雑誌900円みたいですが、バックナンバーは入手不可か、軒並み2000円
以上になってますね。2009年5月号なんて、5000円もする。そんなにすごい雑
誌なのか。よーわからん。

 それから、
[URL]
岩波の自然科学の復刊
で名前を出した
[URL]
代数函數論 増補版 (単行本)
岩澤 健吉 (著)
が売れていました。
 最初は1952年だから50年以上前に出た本ですが、不朽の名著の呼び声高い本
だそうです。
 岩澤健吉先生の名前は、知っています。その内容はさっぱりわからんけど、
岩澤理論に名を残す数論で大きな業績のある先生ですよね。
 フェルマーの最終定理(ワイルス・フェルマーの定理)でも、ワイルスが証明
に使ったそうだし、リーマン予想の本を読んでも名前が出てきました。

[URL]岩澤健吉

 ほかにも、数学の本がよく売れているんです。たけしのコマ大数学科DVDも
売れていたし。みなさん、がんばってますね。おれもがんばります。基幹物理

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