工藤ちゃんの深くて、いい話
2009-10-04


ASAHIネット([URL] )のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 週刊漫画ゴラク2009年10月16日号、二宮清純の連載コラム「激論 ジャッジ
スポーツ」は、「46歳、工藤の夢」と題して、おれの大好きなプロ野球の工藤
ちゃん(工藤公康投手)のことを書いていた。
 いわずと知れた西武ライオンズの黄金期を支えたエースであり、福岡ダイエ
ーホークスでも活躍し、読売ジャイアンツ、そして横浜タイヨウホエールズじ
ゃねえや横浜ベイスターズへと渡り歩き、優勝請負人とも呼ばれる、あの工藤
ちゃんのことである。
 ピッチャーとしての工藤ちゃんのすごさを書いた前半から、後半で、二宮清
純は、若手投手を育てる工藤ちゃんの素晴らしさを書いている。
 長くなるが引用しよう(ほんとはもっと手前から引用したいが長くなりすぎ
る)。
--- ここから ---
 とはいえ、工藤は手取り足取り教えたりはしない。ヒントは与えるが、答え
までは教えない。教え過ぎることは、教えないこと以上に罪深いことだという
ことを、彼は知っているからだ。
 だから、こう語るのである。
「答えをあげてしまうと、その人自身が考えなくなっちゃう。パズルの完成図
は一年一年、変わっていくんですよ。
 完成した絵だけわかっていても、もう次の年には変わっているから、何もで
きない。応用がきかなくなるんです」
--- ここまで ---

 勝間和代やらの偽物に引っかかって金と時間と労力をドブに捨てているカモ
リーマンがなぜダメか、わかりますね。

 横浜は、ピッチングコーチ就任を打診したけど、工藤ちゃんは断わったみた
いね。現役続行したいらしい。
 福岡ソフトバンクホークスに来てもらえばいいのにね。
 ダイエーホークスから出るときは、当時の高塚(こうづか)社長と大もめにも
めて、大騒ぎになったけど、もはやダイエーじゃなくソフトバンクだし、高塚
社長は、セクハラで有罪になって社会的には抹殺されたし、秋山監督は、西武
時代は工藤とともに黄金時代を作った中心選手だし。
 二宮さんも、工藤ちゃんに年俸5000万円くらいは払っても、ピッチャーを2、
3人育ててくれれば十分ペイすると書いてるし。
 孫さん、5000万円くらい払ってよ。工藤ちゃんが来たら、おれ、iPhone 3G
S買うよ(笑)。
 Willcom、なんか経営的に危なそうだよね。おれ、DDIポケットの時代から、
ずっとPHSなんだけど。
 でも、ソフトバンクもこの前、社債発行して、格付け低かった気がするが、
けっこう、危ないのか。

 まあ、そんなこんなで、工藤ちゃんの深くて、いい話から、なんか、危ない
話になってしまいました。

参考:
[URL]
命名 カモリーマン。カモリーマンビジネスの呪縛からこうやって抜け出せ!
[URL]
香山リカ著「しがみつかない生き方」。勝間和代はなぜダメか。
[URL]
PHPサイエンス・ワールド新書創刊

[URL]工藤公康

 工藤ちゃん、小久保選手、高塚社長の騒動については、ブログが始まる前か
ら書いていて、以下にある。
 アンカーを置くのをさぼっていて、ピンポイントで行けるわけではないので、
自分でスクロールしてください。

[URL]
乳の詫び状(1999/11/04)
標題: やっぱ大馬鹿、ダイエーホークス
[URL]
乳の詫び状(2003/04/30)
標題: 新垣対松坂、高塚社長

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