ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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これは紹介したほうがよさげな本だったので、あわてて。
民主党大勝という予想になっているから、選挙後をにらんでのことでしょう
か。
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小沢一郎 虚飾の支配者 (単行本)
松田 賢弥 (著)
が売れていました。
私は未読ですが、松田さんは、いやがられるほど肉薄するタイプのジャーナ
リストですから、きっとこれ、面白いでしょうね。
ごく最近では、
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テレビは最近、BPOから勧告をよく受けてますね
をはじめ、テレビ、新聞のことはたびたび話題にしますが、
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メディアの支配者(上下)
で、採り上げた(お、このころはまだトラックバック可能だったんだな(苦笑))、
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中川一徳「メディアの支配者(上)」
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中川一徳「メディアの支配者(下)」
もう4年前なのか。ついに文庫になってました。お買い上げくださった方が
いて気づきました。
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メディアの支配者〈上〉 (講談社文庫) (文庫)
中川 一徳 (著)
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メディアの支配者〈下〉 (講談社文庫) (文庫)
中川 一徳 (著)
文庫になって半額になったので、買いやすくなりましたね。
フジサンケイグループ内部のドロドロの権力闘争がすごいです。
フジサンケイグループだけじゃなくて、テレビ、新聞といったメディアに興
味がある人、就職しようと思っている学生さんも?必読ですね。
アマゾンの素人評は、元の単行本のほうが多くついてますね。
次もメディアもの。というか、権力構造ものか。
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日本国の正体 政治家・官僚・メディア――本当の権力者は誰か (単行本)
長谷川 幸洋 (著)
目次をみると、面白そうですね。
日本の権力構造分析では、おれは若いころに読んだ、
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日本 権力構造の謎〈上〉 (単行本)
カレル・ヴァン ウォルフレン (著), 篠原 勝 (翻訳)
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日本 権力構造の謎〈下〉 (単行本)
カレル・ヴァン ウォルフレン (著), 篠原 勝 (翻訳)
は、非常に面白かったですね。日本の権力構造の特徴に、大昔から権力の2重
構造があることなどは、なるほどと思いましたね。
鎌倉幕府以来の武家社会での天皇の扱いもそうだし、キングメーカーになっ
た田中角栄もそうだし、金丸信もそうだし、いまなら、冒頭に出した小沢一郎
もそういうスタイルを好みますね。
実権を握りつつも、正面には別の人物を立てて、その人物の権威を使うが、
自分は批判の直撃にさらされないようにして、権力を行使するスタイルです。
小沢さんが民主党の代表になったとき、珍しいな。自分が矢面に立つのはと
思っていたら、西松建設事件で代表を辞めたでしょ。あ、やっぱり、自分の得
意パターンに戻ったなと。
以後は、今度の政権交代選挙に備えて、隠密的全国行脚も含めた選挙対策に
専念していたようですから、やはり、このスタイルだと水を得た魚なんですよ。
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