プラズモン、量子力学、遺伝子工学など、本気の本ばかり売れてる。
2009-05-02


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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永妻君教授就任おめでとう、プラズモン、プラズモニクス、テラヘルツ
で書いたプラズモニクスの本があって、それも洋書で高いのよ。それが売れて
いました。
[URL]
Plasmonics: Fundamentals and Applications (ハードカバー)
Stefan A. Maier (著)
をどうぞ。
 買ってくださったのは、専門の研究者なのだろうか。ひょっとして、この前

[URL]
飲み会
に参加できなかったお詫びに、永妻が買ってたりして。\(^O^)/
 内容は、本家
[URL]
のEditorial Reviewsをどうぞ。
 今後、コンピュータや通信に革命を起こすであろうプラズモニクスの基礎概
念の解説が第1部。第2部がその応用ということです。200ページくらいの本
だから、概要ですね。それで、いま、13,627円だから、
[URL]
洋書の値段って不思議
で書いたように、やっぱ、シュプリンガー(Springer, 以前のシュプリンガー
フェアラーク(Springer Verlag))は高いね。

 ゴールデンウィークに量子力学を勉強島倉千代子な人が多いんでしょうか。
量子力学関係が何種類も売れていました。それも
[URL]
ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理学
で紹介した
[URL]
ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理学 (単行本(ソフトカバー))
竹内 薫 (著), 藤井 かおり (著), 松野 時緒 (漫画) (著), 松野 時緒 (イラ
スト)
のような入門じゃなくて、本気の本です。
 まず、洋書の量子力学の本。
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Schaum's Outline of Quantum Mechanics (Schaum's Outlines) (ペーパーバ
ック)
Eliahu Zaarur (著), Phinik Reuven (著)
 あれ? いま説明と目次をみたら、この本、分量的にも内容的にも入門書っ
ぽい。それでも、
--- ここから ---
More than 240 problems solved step-by-step help students gain a firm
grasp of proper methods and a solid foundation for further study.
--- ここまで ---
と書いてあるから、かなり本気の入門書でしょう。

 次は、1150ページもあるから、本気度が非常に高い教科書なんでしょうね。
[URL]
Quantum Mechanics: Two Volumes Bound As One (Physics) (ペーパーバック)
Albert Messiah (著)
 2巻分を1巻にしたというから、日本語でいえば合本ですね。これは、
[URL]
Dover Publicationsのシリーズ
で名前だけは出してますね。Dover Publicationsのシリーズなんですね。
 Dover Publicationsで関連を調べると面白かったので、それは後述。

 日本語の量子力学の教科書で売れていたのは、ノーベル物理学賞受賞者であ
る朝永振一郎先生の
[URL]
量子力学〈2〉 (単行本)
朝永 振一郎 (著)
 なぜ、第1巻の
[URL]
量子力学 (1) (物理学大系―基礎物理篇) (-)
朝永 振一郎 (著)
抜きで第2巻なのか。すでに第1巻をもってる人なのかな。ほかにも、量子力
学のための教科書がいくつか。
[URL]

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