ASAHIネット(
[URL]のjouwa/salonからホットコーナー(
[URL] )に転載したものから。
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科学雑誌「ニュートン」2009年5月号は、時間論特集
の続き。
時間論特集だけあって、テクノロジー・イラストレイティッドも「次世代の
1秒をつくる「光格子時計」」でした。
これ、すごいのね。現在、1秒を作る基準になっているセシウムの原子時計
の1000倍の精度を目指して開発中の時計なんだって。
これがどれほどすごいかといえば、100億年に1秒しか狂わない。この精度
だと、地上で光格子時計を設置する高さが1センチ違うだけで、一般相対性理
論の効果による時間の進み方の差が検出できるそうです。1センチ違うだけで、
重力の差の影響がわかるということです。
おっとろしかこつばい、鮎原さん。
それと、収束イオンビーム(FIB)という技術を使うと、数ナノメートルから
1マイクロメートルまでの溝を自由に削ることができるそうな。
で、日立ハイテクノロジーズが、これを使って、作った金閣寺の写真が出て
いました。
全体として数十マイクロメートルですが、数ナノメートルの窓の格子なども
作ってあるの。
おっとろしかこつばい、鮎原さん。
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