人でなしの経済理論-トレードオフの経済学
2009-04-10


ASAHIネット([URL]のjouwa/salonからホットコーナー([URL] )に転載したものから。
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 新刊の案内で、おれのツボに、はまってそうな本があった。

[URL]
人でなしの経済理論-トレードオフの経済学 (単行本)
ハロルド・ウィンター (著), 山形浩生 (翻訳)

 出版社は、バジリコ。長廻(ながさこ)さんのとこね。訳者は、山形さんだし、
これは、買うでしょうね。

 まあ、経済学者は、というか、フツー、おれらソフト屋もそうだし、数学者
も物理学者も工学者も、大体、モデルを作るときのは、人間性を捨象して、こ
ういう血も涙もないことをやりますよね。思考実験、シミュレーションなんだ
から。
 しかし、これを口にすると、柳澤大臣(柳沢大臣)の「女性は産む機械」発言
みたいに非難囂々になっちゃうんだよね。でも、世間の神経を逆撫でしてでも、
常識に凝り固まっている人たちの脳みそを痛撃して覚醒させる必要があること
も世の中には多々あるわけで、きっとそれを本書「人でなしの経済理論」は、
やってるんでしょうね。
 これ、何度も言及した
[URL]
ヤバい経済学 [増補改訂版] (単行本)
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月衛 (翻
訳)
の路線に思えますね。
 おれ、柳澤大臣の発言にからめて、ヤバい経済学のこと、書いてますね。
たとえば、
[URL]
図工とゆとり教育と社会の残酷さの話

 その他は、柳澤大臣は、柳沢とも表記しているので、上部の検索窓で「産む
機械」で検索してみてください。

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