平岡正明「ジャズと落語についての10のエッセイ」
2008-03-17


ASAHIネット([URL]のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー([URL] )に転載したものから。
---
[URL]
Re: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
の流れから、
[URL]
平岡正明「ジャズと落語についての10のエッセイ」
というのを見つけました。
 この中に、
三遊亭圓生「百川」と山下洋輔ニューヨーク・トリオ「四神剣」
を見つけました。
 日米和親条約百五十周年の史実を演奏したのが、山下洋輔ニューヨーク・ト
リオの「四神剣」だという、相変わらず、脳みそがぶっ飛ぶものすごい読み筋。\(^O^)/
[URL]
に行くと、他にも平岡さんの文章があります。

 以前、
[URL]
伸びない典型
で、このように書きました。
--- ここから ---
 おれの場合、最初に「読む」とは何かを思い知らされたのは、高校か大学に
入ったころに読んだ、山下洋輔さんが書いた筒井康隆作品の解説。アフリカ人
の歩くリズムがどうのこうのという、あれ。森羅万象をジャズとして読んでし
まう洋輔さんの世界に初めて触れてのけぞった。えっ、そういう読み筋があっ
たのかと、脳みそ、バーン\(^O^)/
 トドメを刺されたのが、平岡正明さんの「筒井康隆はこう読め」のシリーズ。
平岡さんの読み筋は、ぶっ飛びまくり。
 「この作品はね、この辺から穴を掘ると面白いんだよね」といわれてついて
いったら、出たところが地球の裏側ブラジルだったみたいな、面白さ。
 それまで、いっぱしの筒井読みのつもりだったが、いかに思い上がっていた
か、井の中の蛙だったか、このお二人には、こてんぱんにやられましたね。あ
のとき、初めて「読む」ことの面白さ、怖さを実感しましたね。
--- ここまで ---

 ぼくにとって、筒井康隆さんは、もちろん大恩人ですが、山下洋輔さん、平
岡正明さんのお二人も大恩人です。
 若いときにこのお三方から、脳みそぐちゃぐちゃにかき混ぜられたのは、ほ
んとによかったと思います。
 こんな人間になっちゃいましたけど。(^^;

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット